【納涼会・暑気払い】夏の飲み会を盛り上げる司会進行のための台本例文

納涼会や暑気払いといった夏の飲み会で司会を任されたのであれば本記事をご活用ください!

本記事では、挨拶や進行に使える例文を飲み会の「流れ」に沿って紹介 します。

司会台本の作成に応用したり、飲み会の盛り上げの参考にしたり、当日までの準備にお役立てくださいね!

納涼会・暑気払いの司会で普通の飲み会と「差」をつけるには?

納涼会・暑気払いは夏ならではのイベントですから、いつもの飲み会とは差をつけた司会で盛り上げたいもの。たとえば、以下のようなフレーズを加えるのがおすすめです!

「夏の暑さを吹き飛ばしましょう」
「暑い夏こそ英気を養いましょう」
「夏を涼やかに過ごしましょう」

納涼会には「夏の暑さをしのいで涼を得る」、暑気払いには「暑さを払って元気に過ごす」という意味がありますので、飲み会のコンセプトや飲み会を開催する会場に合わせたフレーズで司会を盛り上げてくださいね!

納涼会・暑気払いの司会進行は「流れ」に沿ってスマートに

ここでは、納涼会・暑気払いの司会進行の一般的な「流れ」を確認しておきましょう。

  1. 開会宣言
  2. 開会の挨拶(参加者の中で最も立場の高い人)
  3. 来賓の挨拶(最上位の立場の人)※来賓ありの場合
  4. 乾杯(参加者の中で立場が3番目の人or来賓)
  5. 食事・歓談
  6. 余興・出し物(実施する場合)
  7. 食事・歓談
  8. 中締めの挨拶(参加者の中で立場が2番目の人)
  9. 閉会宣言

参加人数や内容によっては司会(幹事)が挨拶する場合もありますので、ケースバイケースでご活用くださいね!

納涼会・暑気払いでの挨拶や進行に!司会台本のための例文

ここからは納涼会・暑気払いの一般的な流れに沿って司会進行の例文を紹介していきますので、台本作りや盛り上げの参考にしてください。

開会宣言

皆様、本日はお忙しい中お集まりくださいまして、ありがとうございます。
私は本日、司会進行を務めます、○○と申します。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

今年も東京では連日のように猛暑日が続いております。
ぜひ、この納涼会でリフレッシュしていただき明日からの活力に変えてください!
それでは、これより、株式会社○○ 夏の大納涼会を開始いたします。

もし、このような飲み会の司会が初めてであったり新入社員・若手社員ながら抜擢されたりしたのであれば、以下のようなひとこと添えて元気に挨拶しましょう。

不慣れな点もあるかとは思いますがor若輩者ではありますが、精一杯努めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
ポイント参加へのお礼⇒自己紹介⇒挨拶⇒開会宣言の順で手短にまとめる。
開始時刻になったら会場を落ち着かせてからスタートする。
夏をテーマにした挨拶を盛り込み、明るく元気に盛り上げる。

開会の挨拶

はじめに納涼会の開催に際しまして、○○部長より、ひとことご挨拶いただきたいと思います。

○○部長、よろしくお願いいたします。

<挨拶の後>
○○部長、ありがとうございました。

納涼会に取引先など社外の関係者を招待している場合は主催者側として以下のように紹介しましょう。

はじめに納涼会の開催に際しまして、部長の○○より、ひとことご挨拶がございます。

よろしくお願いいたします。

<挨拶の後>
お礼は不要

ポイント*参加者の中で立場が最上位の人にお願いする。
少人数や仲間内での開催なら幹事が行ってもよい。
*挨拶をお願いする場合は持ち時間を決めた上で伝える。
手短に紹介してスムーズな流れを作る。
*相手の名前や役職を間違えないよう注意する。

来賓の挨拶

本日は多数のご来賓の方々にもご参加いただいていますので、
ご来賓を代表し、株式会社○○の○○様より、ここで、ひとことご挨拶いただきたいと思います。

それでは○○様、よろしくお願いいたします。

<挨拶の後>
○○様、ありがとうございました。

複数の関係者を招待している場合は、以下のように断りを入れると丁寧です。

すべてのご来賓の方々にご挨拶いただきたいのですが、
本日は、株式会社○○の○○様に代表していただき、ここで、ひとことご挨拶いただきたいと思います。
ポイント*来賓の中で立場が最上位の人にお願いする。
*プログラムによっては食事・歓談の後でもよい。
*挨拶をお願いする場合は持ち時間を決めた上で伝える。
手短に紹介してスムーズな流れを作る。
*相手の名前や役職を間違えないよう注意する。

乾杯

続きまして、○○主任に乾杯の音頭をお願いしたいと思います。

皆様、グラスをお手元にお願いします。
○○主任、よろしくお願いいたします。

<挨拶の後>
○○主任、ありがとうございました。

社外関係者を招待している場合は以下のように紹介しましょう。

続きまして、主任の○○より乾杯の音頭を取らせていただきます。

よろしくお願いいたします。

<挨拶の後>
お礼は不要

もし司会者や幹事として乾杯の挨拶をする場合は以下のような納涼会・暑気払いならではのフレーズを添えましょう。

~納涼会~

・冷たいビールで喉の渇きをうるおし、涼やかなひとときを過ごしましょう!
・爽快なドリンク、夏が旬の○○とともに暑い夏を涼やかに楽しみましょう!
・本日は納涼会にふさわしい○○を用意していますので、夏のグルメを存分にご堪能ください!

~暑気払い~

・冷たいビールにスタミナ満点の○○で元気をチャージして明日からも頑張りましょう!
・江戸時代は打ち水や風鈴で暑気払いをしたようですが、本日は冷たいビールと夏が旬の○○でおいしく暑さを払いましょう!
・この夏の暑さに負けないよう、キンキンに冷えたビールと○○で暑気払いのひとときを楽しみ明日からの英気を養いましょう!

ポイント*参加者の中で立場が3番目の人にお願いする。
少人数や仲間内での開催なら幹事が行ってもよい。
*挨拶をお願いする場合は持ち時間を決めた上で伝える。
グラスの準備を促しながら手短に紹介して流れを作る。
*相手の名前や役職を間違えないよう注意する。

食事・歓談

それでは皆様、冷えたビールやスタミナ満点の○○を存分にお楽しみください!
ポイント納涼会・暑気払いならではのひとことを添えて食事を促す。
少人数や仲間内での開催なら幹事が行ってもよい。

余興・出し物

<余興前>
皆様、お食事は存分に召し上がられましたでしょうか。
お話が盛り上がっているご様子ですが、
ここで、余興としまして○○をお楽しみいただければと思います。
(内容説明)
それではステージにご注目ください!

<余興後>
皆様、○○はお楽しみいただけたでしょうか?
引き続きお食事・ご歓談の時間となりますので、どうぞおくつろぎください。

ポイント*食事や歓談を落ち着かせてから始める。
*余興・出し物の内容を説明してから次に移る。
少人数や仲間内での開催なら幹事が行ってもよい。
*余興の感想を添えて締めくくってもよい。

中締めの挨拶

<挨拶の前>

さて皆様、宴もたけなわではございますが、
いったん中締めの挨拶を○○課長にお願いしたいと思います。

それでは○○課長、よろしくお願いいたします。

《挨拶の後》
○○課長、ありがとうございました。
皆様、閉会まで少しお時間がありますので、しばしおくつろぎください。

社外関係者を招待している場合は以下のように紹介しましょう。

<挨拶の前>
さて皆様、宴もたけなわではございますが、
ここで課長の○○より中締めの挨拶をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

<挨拶の後>
お礼は不要

幹事が司会を兼任していて中締めの挨拶をする場合、「手締め」についても決めておきましょう。必ずしも必要なわけではありませんが、会が盛況に終わったタイミングで景気づけに行うと締りがよくなります。

「1丁締め」…よぉーっ。パン。
「1本締め」…よぉーっ。パパパン・パパパン・パパパンパン。
「3本締め」…よぉーっ。パパパン・パパパン・パパパンパン(2回)、もう1丁orもう1本、パパパン・パパパン・パパパンパン。
ポイント*参加者の中で立場が2番目の人にお願いする。
少人数や仲間内での開催なら幹事が行ってもよい。
*挨拶をお願いする場合は持ち時間を決めた上で伝える。
手短に紹介してスムーズな流れを作る。
*相手の名前や役職を間違えないよう注意する。

閉会宣言

皆様、お開きの時間となりましたので、最後に閉会の挨拶で締めくくりたいと思います。

本日はお忙しい中、株式会社○○ 大納涼会にお集まりくださいまして誠にありがとうございました。
今年も例年通り暑い日が続きますので、くれぐれも夏バテなさいませんよう、お身体を労わりながらお過ごしください。

この暑い夏を乗り切り、心身とも元気に日々の業務に励みましょう!
本日はありがとうございました!

<二次会がある場合>
まだまだ「飲み足りない」という方には二次会も用意していますので、ぜひ、ご参加ください。
(詳細をアナウンス)
このままご散会の方は、お忘れ物がないかご確認いただき、どうぞ気をつけてお帰りください。

ポイント*会場を落ち着かせ、参加者に参加へのお礼を述べる。
少人数や仲間内での開催なら幹事が行ってもよい。
中締めも兼ねる場合はスムーズにまとめていく。
二次会がある場合は場所や移動について案内する。
帰宅者には最寄り駅へのアクセスなども案内する。

まとめ

納涼会や暑気払いは夏の風物詩ともいえるイベントですから、いつもの飲み会とは差をつけながら盛り上げましょう。たとえば「暑い夏に負けず英気を養いましょう!」「食べて飲んで暑さを吹き飛ばしましょう!」といったフレーズを加えるだけで気分が変わります。

参加人数やプログラムによって進行の流れは変わりますが、どのような飲み会でも明るく元気に務めるのは大切なポイント。もし初めての任務でも、新入社員・若手社員ながら白羽の矢が立ったのであっても、自分が楽しみながら盛り上げれば盛況な飲み会になるはずです!

本記事では一般的な飲み会の流れに沿った司会進行例文を紹介しましたので、ぜひ、台本作りにもお役立てくださいね。

また、納涼会については企画案内基礎知識についてまとめた記事もありますので、よければ合わせてご覧ください!

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