謝恩会の出し物・余興アイデア14選|面白い・感動できる余興を目的別にご紹介!

「謝恩会で盛り上がる出し物を準備して、恩師を喜ばせたい!」

初めて幹事になった方はどういう出し物にすれば喜ばれるのかについて悩まれているでしょう。
そんなあなたのために、この記事では謝恩会で盛り上がる出し物や余興について解説いたします。

謝恩会で恩師を喜ばせられるよう、万全な準備・練習をして感動的な出し物にしましょう!

謝恩会でよくある出し物や余興

謝恩会でよく披露される出し物や余興は「歌」「劇」「ショー」「ダンス」などです。また、全員で楽しめるものとしては「ゲーム」「クイズ」「ビンゴ大会」などがあります。

出し物や余興を披露するなら、ただ機械的に行うのではなく、ポイントを押さえて面白くて盛り上がるもの、感動できるものにしましょう。

謝恩会の出し物や余興をする上で抑えておきたいポイント

謝恩会の出し物や余興は、先生に感謝を伝えるのが最大の目的です。
参加者全員で盛り上がれる内容を考えつつ、先生が楽しんだり喜んだりしてくれるものを披露しましょう。

謝恩会の出し物や余興に必要なポイントを詳しく解説しますので、参考にしてください。

感動を生むアイデアを出す

謝恩会のテーマは「感謝」「別れ」「旅立ち」などです。
せっかくなら「楽しかった」「おもしろかった」だけで終わるのではなく、先生も卒業生も「感動した」「泣けた」と思える出し物や余興を披露しましょう。

アイデアのポイントとしては「学生生活を振り返られるもの」「先生と卒業生の距離を縮めるもの」「別れを惜しむもの」などを形にするといいですよ。

卒業生の年代に合うものにする

謝恩会といっても、出席者は保育園や幼稚園から大学・専門学校まで幅広い年代の卒業生が対象です。
出し物や余興では、卒業生の年代に合ったものを決めましょう。

園児に難しいことをさせると園児の感情移入がうまくいかず、感謝が伝わりにくくなります。
逆に、大学生が子供っぽいことをすると、ただの「おふざけ」にしかなりません。

謝恩会の出し物や余興は、卒業生と先生の間のコミュニケーションのようなものです。
卒業生の年代にふさわしい内容を考え、先生に感謝が伝わりやすいようにしましょう。

時間配分を考える

謝恩会全体の中で、出し物や余興をどれくらいの時間配分にするかは重要です。
長すぎると感動が冷めますし、短すぎると感動を生みにくくなります。

謝恩会は会場や人数によっても異なりますが、2~3時間ほどで催されます。
前半は挨拶や食事、歓談などで進行しますので、出し物や余興は後半の半分くらいの時間をあてるのが一般的です。

出し物や余興の数に応じてそれぞれの時間配分を決め、時間内で収まるように練習もしておきましょう。

あくまでも自然体でのぞむ

謝恩会の出し物や余興を披露する際は、自然体でのぞみましょう。
無理に意気込むと大げさになってしまい、感動を生みません。また、恥ずかしがらないことも大切です。

照れくさいからといってモジモジしていると、見ている人まで恥ずかしくなったり、場がしらけたりします。
ポイントは、「先生に喜んでもらいたい」という率直な気持ちでのぞむことす。

大学・専門学校の謝恩会におすすめの出し物・余興

サプライズムービー

謝恩会で先生へのメッセージや感謝を込めてのビデオは感動的。
精一杯のありがとうの感謝の気持ちをサプライズビデオで伝えたい、せっかくなら先生の涙が感動で止まらなくなるくらい喜んでもらえる動画を作りたいですよね。

先生への一言メッセージを学生全員の分を収録したり、こっそり先生の授業風景を撮影したり、体育際や文化祭などの思い出を形にして、世界にひとつのオリジナルムービーを作ってみてはいかがでしょうか?

思いの伝わる感動ビデオで先生やお世話になった方々に感謝を伝えてみましょう。

完成度の高いダンス

出し物・余興の定番ですが、大学や専門学校の謝恩会では完成度が高いダンスで盛り上げましょう。
誰もが知っている流行曲なら、見ている人もノリノリになりますよ。

ダンスにふさわしい人気の曲を2つご紹介します。

◆ヘビーローテーション/AKB48

明るくアップテンポな曲調なので、踊っていても聴いていても元気になれます。
先生や友人との別れを惜しみつつ、それぞれの新しい人生にフレッシュな気持ちで旅立てますよ。

◆サイレントマジョリティー/欅坂46

疾走感のあるイントロと、語り口調の歌詞が印象的です。
特にサビの部分にある「キミはキミらしくやりたいことをやるだけさ」という歌詞は、卒業生へのエールのよう。参加者全員の胸を熱くしそうな楽曲です。

見ている人もグッズを持って応援すれば、さらに盛り上がること間違いなし!

フラッシュモブ

謝恩会の参加者だと思っていた学生や先生、スタッフが、あるタイミングから次々と出し物に参加するフラッシュモブ。
参加人数が多いほど、インパクトがあって盛大になります。

先生へ余興への参加を打診し、練習を重ねるのは大変ですが、必ず盛り上がる出し物になるでしょう。
フラッシュモブについては、動画をご参考ください。

先生のための発表会

先生の特技を披露してもらう舞台を演出するのも謝恩会らしくて素敵ですよ。
音楽の先生に歌を披露してもらうのもいいですが、逆に体育の先生にピアノを弾いてもらったり、フランス語の先生にウクレレを演奏してもらったりなど、意外性を打ち出すと盛り上がりやすいです。

合唱しながら花束贈呈

感動的なバックミュージックを流しながらの花束贈呈は、クライマックスにもってこいです。
きっと、贈られる先生も贈る学生も、涙なしではいられないでしょう。

花束贈呈で歌いたいおすすめの楽曲を3つ紹介します。
※なお、花束贈呈に関しては下記動画をご参考ください。

◆おすすめ曲1:さくら/森山直太朗

卒業ソングの王道として知られる楽曲です。
ハイトーンからの歌い出しは少々テクニックが要りますが、歌の上手い人に代表で導入だけしてもらうといいかもしれません。

できればピアノ演奏もCDを使わず、実際に会場で披露して感動を呼びましょう。

◆おすすめ曲2:糸/中島みゆき

結婚式で歌われることの多い楽曲ですが、人が人を想う気持ちや、人との巡り合わせの尊さが込められているので卒業のテーマにもなります。
「社会」という未知の世界に出立する卒業生への、心の支えになるような歌詞も感動的です。

◆おすすめ曲3:遥か/GReeeeN

「遥か」な人生に向かう卒業生が、恩師である先生へ贈るにふさわしい楽曲です。
きっと、これまでの感謝や思い出が、参加者の胸にとめどなくあふれ出すことでしょう。

大人数でも合わせやすい音域やテンポなので、スムーズにマスターできそうです。

ファッションショー

謝恩会でファッションショーをする大学・専門学校は多いです。せっかくなら、男性が女装し、女性が男装するファッションショーはいかがでしょうか。

圧倒的にウケますし、強烈な思い出にもなるはずですよ。

エアギターコンテスト

 

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世界大会では、日本人の活躍も目立つエアギター。

ハードロックなどに合わせ、さもギターを演奏しているかのようなパフォーマンスを披露します。先生にも参加してもうと、会場がよりエキサイティングになるのではないでしょうか。

・少々練習や打ち合わせに時間をかけてでも、クオリティの高いものにする
・決定した内容に精通する卒業生をリーダーにして本格的に仕上げる

小学校・中学校・高校の謝恩会におすすめの出し物・余興

一体感のあるダンス

小学生や中学生なら、運動会でおなじみのダンスです。

高校生でも体育の授業で習うことがあると思います。
小中高生が謝恩会でダンスに込めたいのは、「一体感」です。

「みんなで頑張って練習をして仕上げました」という姿を贈り、先生を感動させましょう。先生に捧げたいダンスにおすすめの楽曲を2つ紹介します。

◆PONPONPON/きゃりーぱみゅぱみゅ

コミカルな世界観が可愛い楽曲です。テンポも程良く、振り付けも難解ではないので小学生でも踊りやすいですよ。
生徒のキュートなダンスに、先生も思わず感涙してしまうかもしれませんね。

◆恋するフォーチュンクッキー/AKB48

結婚式や歓送迎会などで披露されるダンスとして定番の楽曲です。

トレードマークのハートは、先生への感謝の気持ちの印にもなります。
テンポはゆっくりめですが、振り付けが細やかなので、小学生より中学生や高校生におすすめです。

先生の写真を使った福笑い

先生の顔を拡大し、パーツに分解します。

いつもの先生の顔の変りように、すべての生徒が笑いを抑えられなくなるはずです。
生徒を楽しませることができれば、先生にとって最高の謝恩会になるのではないでしょうか。

寸劇

もちろん名作を披露するのもいいのですが、たとえば学校の日常を劇にしてはどうでしょうか。

先生のモノマネを生徒が演じるもの、謝恩会らしく笑いを誘います。
中学生や高校生なら、自分たちで台本を作るといい思い出にもなりますよ。

合唱

卒業式には、卒業生全員で卒業ソングを合唱する学校が多いと思います。

謝恩会で先生に贈りたいのは、「ありがとう」の歌。
先生の涙腺を優しく刺激するような、おすすめの歌を3つ紹介します。

◆ありがとう/いきものがかり

合唱ソングとして人気の楽曲で、小学生でも歌いやすいテンポです。

「ありがとう」のフレーズから始まるサビの部分は、メロディが徐々に広がっていくので先生の心に響きやすいのではないでしょうか。
ぜひ、先生との学生生活を思い描きながら歌ってください。

◆ありがとう/FUNKY MONKEY BABYS

「君」が主語なので、先生から生徒へ贈るメッセージのような歌詞ですが、ストーリーとしては生徒が先生を思って歌ってもしっくりきます。

テンポもゆっくりなので、小学生や中学生におすすめです。
心を込めて歌うと感謝の気持ちがあふれ、先生に最高の「ありがとう」が届くことでしょう。

◆ありがとう/SUPER BEAVER

人気ロックバンドの楽曲です。
かなりアップテンポなので、テンポを変えて歌いましょう。

大人数で合唱すると圧巻、しっかり練習すれば、感動的な合唱になります。
シンプルながら大人っぽい歌詞なので、高校生におすすめです。
歌詞にもあるように、ぜひ「会えてよかった」の気持ちを伝えてください。

・サプライズ感を高めるため、先生にバレないよう学校では練習や準備をしない
・卒業生が多い場合は、いくつかのグループに分けて披露すると準備しやすく当日も盛り上がる

保育園・幼稚園の謝恩会におすすめの出し物・余興

愛らしいダンス

保育園・幼稚園の園児のダンスに必要なのは、完成度よりも「愛らしさ」です。

小さな体で一生けんめい踊る姿を見るだけで、先生は感無量になるはずですよ。

先生の体もムズムズしてしまう、おすすめの楽曲を2つ紹介します。

◆マル・マル・モリ・モリ!

人気の子役アイドルが、ユニットで踊るダンスとして有名な楽曲です。
もともと幼児向けに作られた振り付けなので、園児にも踊りやすいですよ。
たとえば、かわいい衣装をお揃いにして披露するのもいいですね。

◆ケラケラじゃんけん

「子供が躍り出す」として有名なダンスソングです。ジャンケンをテーマにしていて、歌詞もシンプル。
単調なメロディーと振り付けが特徴なので、園児にも覚えやすいですよ。
園児の元気いっぱいのダンスに合わせ、先生も思わず踊ってしまうかもしれませんね。

誰でしょうクイズゲーム

先生の幼少期や園児の赤ちゃんの頃の写真を使い、「この子は誰でしょう?」とクイズをします。

先生の場合は、生まれたて・幼児・小学生・中学生……と段階を追って紹介するとより盛り上がりますし、園児へのヒントにもなりますよ。

スケッチブックリレー

スケッチブックに先生へのメッセージをひとこと書き、園児が順番に感謝を伝えるという出し物です。

事前に音楽に乗せて感動的なムービーに仕上げてもよし、当日ライヴで披露してもよし、園児にはシンプルな「ありがとう」や思い出を記してもらいましょう。

・できるだけ園児が主体となれるような簡単な内容にする
・園児が感情を込めやすいようなアイデアを練る

まとめ

謝恩会の出し物や余興は「感謝」「別れ」「旅立ち」をテーマに、「感動」をポイントにアイデアを出しましょう。
先生の顔や先生との学生生活を描きながら考えると、きっといい案が浮かぶはずです。

そして出し物・余興が決まったら、しっかりと練習し、当日は意気込んだり恥ずかしがったりせず、自然体でのぞみましょう。
先生方に感動を届け、謝恩会を大成功に終わらせてくださいね。