同窓会の参加者を集めるSNS活用法&おすすめサービスや連絡が取れない人への対処

同窓会の開催で悩むのが、どのように参加者を集めたらいいのかというテーマではないでしょうか。

せっかくの機会ですから、一人でも多くの同窓生に参加してもらいたいですよね。

◆この記事でわかること

  1. 同窓会の参加者集めに便利なSNS活用法
  2. 同窓会の参加者集めるときのコツと注意点
  3. 連絡が取れない同窓生へのSNS以外の連絡方法

このように、同窓会の参加者集めにまつわる課題を本記事で解決しましょう!

ぜひ、本記事を参考にしながら、これからの参加者集めや同窓会運営にお役立てください。

同窓会の参加者はどうやって集めればいい?

同窓会の参加者集めにSNSを活用するのは効果的な方法といえます。

日本国内におけるSNS利用者は8000万人を超え、日本国内の総人口の約8割という現状です。

また、スマートフォンの個人保有率も8割を超えており、若年層から高齢層まで幅広く利用されています。

【利用率の高いSNS】

○LINE
○X(旧Twitter)
○Instagram
○Facebook

これらのSNSを活用すれば、「いま」連絡先がわからない同窓生とつながることも可能です。

次の章では、同窓会の参加者を集めるためのSNS活用法について詳しく解説しますので、同窓会の参加者集めにお役立てください。

参考:2024年度 SNS利用動向に関する調査|ICT総研

【ツール別】同窓会の参加者を集めるSNS活用法

 ここでは、同窓会の参加者集めに有効なSNS活用法について紹介します。

  • 【LINE】同窓会グループを作成して同窓生を招待する
  • 【X(旧Twitter)】ハッシュタグ「#」で情報を拡散する
  • 【Instagram】ストーリーズでフォロワーに呼びかける
  • 【Facebook】本名とプロフィールを頼りに同窓生を探す

これらのSNSを網羅的に活用すると参加者集めの効率を最大限に高められますから、幹事チームとともに連絡が取れた同窓生にも協力してもらいながら進めていきましょう!

【LINE】同窓会グループを作成して同窓生を招待する

日本国内での利用率が圧倒的に高いメッセージアプリですから、多くの同窓生がアカウントを持っている可能性大。

同窓生から同窓生へと連絡の範囲を広げていけるため、自分が連絡先を知らない相手ともつながることができます。

参加者集めの手順

  1. まずLINEで同窓会グループを作成する。
  2. アカウントがわかる同窓生をグループに招待する。
  3. それぞれの同窓生が招待できる人に連絡して招待する。
ポイント
*トークルームでは日程調整もでき、出欠管理にも応用できる!
*ライブトークを「メンバーのみ」に設定しておくと非公開のライブチャット可◎
*グループでの案内に反応がない場合、幹事から個別メッセージも送れる!

【X(旧Twitter)】ハッシュタグ#で情報を拡散する

情報の拡散力で他のSNSを圧倒するのが「X(旧Twitter)」です。

ただし、新しいアカウントやフォロワー数が少ないアカウントでは拡散力が低下するため、初期段階では発信者を選ぶ必要はあります。

参加者集めの手順

  1. 同級生のアカウントを検索し、対象者をすべてフォローしていく。
  2. 「#(学校名)同窓会」、「#(学校名)卒業生」などのハッシュタグで投稿する。
  3. メンション(@ユーザー名)をつけて拡散リポストをお願いする。
ポイント
*同窓会をイメージした画像や動画を添付すると、同窓生の関心を集められる!
*同窓生への信頼性を高めるため実名・顔出しのアカウントを利用するのがおすすめ◎
*非公開で交流できるよう、同窓生だけのグループDMを作るかLINEグループに誘導する!

【Instagram】ストーリーズでフォロワーに呼びかける

Instagramは実名・顔出しの利用者が多く、ストーリーズに気づいた同窓生に「旧友が呼びかけている」と安心してもらえます。

また、相互フォローしている同級生同士での情報共有が強みなので、「X(旧Twitter)」のような拡散力はなくても同窓生へのアプローチがしやすいのがメリットです。

参加者集めの手順

  1. 同級生のアカウントを検索し、対象者をすべてフォローしていく。
  2. 「#(学校名)同窓会」、「#(学校名)卒業生」などのハッシュタグで投稿する。
  3. メンション(@ユーザー名)をつけてメンションやストーリーズで拡散をしてもらう。
ポイント
*同窓会をイメージした画像や動画を添付すると、同窓生の関心を集められる!
*アンケートスタンプを使って同窓会の日程調整や会場決めなどするのも◎
*非公開で交流できるよう、同窓生だけのグループを作るかLINEグループに誘導する!

【Facebook】本名とプロフィールを頼りに同窓生を探す

本名アカウントでプロフィールを登録している人が多いので、「〇〇高校 △期」と学年・出身校で検索しやすいのが強みです。

X(旧Twitter)やInstagramに比べると利用者が偏りますが、年代によっては「旧友とつながっている」という人も一定数はいるでしょう。

非公開グループを作ってメンバーを追加したり情報共有したりできますが、アカウントのない相手には作成させる負担がかかるため、利用者数の多いLINEと連携するのも有効です。

参加者集めの手順

  1. 同級生のアカウントを検索し、「友達を追加」していく。
  2. 出身校のFacebookグループがあれば参加して告知する。
  3. SNSでつながっている旧友たちに情報の拡散や同窓生の紹介をお願いする。
ポイント
*ライブ動画&ライブチャットを非公開で利用すると幹事チームでの打ち合わせも可能!
*アンケート機能を使って同窓会の日程調整や会場決めなどするのも◎
*非公開で交流できるよう、同窓生だけのグループを作るかLINEグループに誘導する!

同窓会の運営におすすめなコミュニティサービス

同窓会の参加者集めに有効なSNSですが、同窓会専用のコミュニティサービスを活用するのもおすすめです。

ここでは、SNSとの連携におすすめな同窓会特化型のコミュニティサービスを紹介しますので、これからの運営にご活用ください。

同窓会のための完全会員制サービス「Bikita」

同窓会コミュニティサイト「Bikita」は、同じ学校を卒業した同窓会会員だけが参加できる完全会員制サービスです。

専用サイトの更新や操作がスマホで簡単にできる利便性も魅力。

サイト利用時の通信料(ユーザーが利用している携帯電話会社の通常料金)はかかりますが、コミュニティサイト自体は無料で利用できます。

もし、「不特定多数が参加するSNSでの情報漏洩が心配」という場合は、SNSでの呼びかけ後に連携させてはどうでしょうか。

どんな機能がある?

・出欠管理
・ミニメール機能
・オンライン会議
・フォトアルバム機能
・会費徴収(クレジット決済)

また、名簿管理や長期運用に適しているため、同窓会運営の継続的な活用にもおすすめです。

同窓会グループや専用コミュニティを作るときの注意点

同窓会グループや専用コミュニティを作るときは、連絡方法や継続利用についてルールを決めておきましょう。

たとえば、大人数のLINEグループの中で会話があると全員に通知がいきますので、連絡用とコミュニケーション用でグループを分けたり、非公開のチャットツールと併用したりするのが得策です。

また、グループやコミュニティを今回の同窓会だけに利用するのか、あるいは次回以降も継続して運用するのかを決め、同窓生への案内や今後の引継ぎに反映させましょう。

同窓会の参加者を一人でも多く増やすための「コツ」

せっかくSNSを活用しながら同窓会の参加者を集めるのですから、ちょっとしたコツを取り入れて参加者を一人でも多く増やしましょう。

  • ●参加しやすい時期をねらう
  • ●多様なメンバーで幹事をする
  • ●イベント性や特別感で工夫する

それぞれのポイントについて解説します。

参加しやすい時期をねらう

同窓会に参加しやすい時期としては、お盆や年末年始、ゴールデンウィークなどが一般的です。

しかし、同窓生の年代によっては、家族サービスや配偶者の実家への帰省などが優先される場合があります。

したがって、大型連休ではない普通の週末に設定するのもおすすめ。

また、開催日を決定する前にアンケートを取り、より多くの同窓生が参加しやすい日程を調整してもよいでしょう。

多様なメンバーで幹事をする

通常、クラス単位や学年単位での同窓会は複数名で幹事チームを結成します。

そこで提案したいのは、ただ仲のいいメンバーで構成するのではなく、多様なメンバーで編成するという対策です。

たとえば、生徒会長や学級委員のような一目置かれていた人物のほか、体育会系のスター、ユーモアあふれる人気者、異性からの憧れの的など、幅広い属性から選出します。

すると、「○○さん(くん)に会えるなら参加してみようかな」と、いろいろな同窓生の参加動機になり得るからです。

また、幹事チームの一体感やモチベーションも同窓会運営に影響するため、同窓会までの打ち合わせを兼ねた飲み会を開催し、コミュニケーションを図るのもおすすめ。

さらに、そういった幹事チームの「楽しさ」や「盛り上がり」をシェアすることで、同窓生の同窓会への期待感を高めることにもなるでしょう。

イベント性や特別感で工夫する

同窓会は同窓生だけが集まって過ごすひとときですが、いつもの飲み会と差別化することも大切です。

ただ食事をしながら歓談するだけでも楽しめるものですが、参加者を増やすためにはイベント性や特別感にこだわりましょう。

たとえば、ゲームやパフォーマンスなどのレクリエーションを取り入れたり、当時の写真を使って懐かしいムービーを上映したり。

また、お楽しみは参加しないとわからないというサプライズ演出や、恩師のサプライズ登場などの企画もおすすめ。

さらに、○周年の節目であれば、ホテルやレストランではなく、クルージングやバスツアーなどの特別な企画で記念になる同窓会にしてもよいでしょう。

あとは、オンライン参加を可能にして、より多くの同窓生が交流できるようにすると、次回以降の参加にもつなげられます。

【FAQ】連絡が取れない同窓生への連絡方法は?

同窓会の参加者集めにおいては、連絡が取れない同窓生に「どうやって連絡するか」という課題が出てきます。

この場合、個人情報の流出や誤情報の拡散といったリスクがあるためSNSでの呼びかけには注意が必要です。

そこで、連絡が取れない同窓生への対処として、ここではSNSを使わない連絡方法について解説します。

実家にお願いする

相手の実家の住所や電話番号がわかるなら、直接訪問したり、手紙を送ったりします。

ただし、相手の連絡先を聞き出すのではなく、相手から連絡がくるよう自分の連絡先を預けましょう。

また、信頼性をもたせるために、自分が同窓生であることを証明できるものを用意しておくのも重要です。

卒業名簿を確認する

卒業名簿、あるいは卒業アルバムなどに当時の住所や電話番号が記載されている場合がありますので確認してみましょう。

転居や町名変更などで、すぐに連絡が取れない可能性もありますが、ひとつの手がかりとして参考にはなるでしょう。

○転居の場合
└周辺に住んでいる別の同窓生と連絡が取れないか。
○町名変更(合併・区画再編)の場合
└自治体に現在の町名や番地など可能な範囲で教えてもらう。

母校に相談する

相手と一緒に卒業した母校には、同窓会事務局があるかもしれませんので相談してみましょう。

卒業生だからといって相手の連絡先を教えてもらえるわけではありませんが、相手から連絡がくるよう仲介してくれる可能性があります。

出身校に相談する

相手が卒業した出身校の学生課や同窓会事務局などに事情を説明して相談してみましょう。

自分が同窓生であることを証明できるものを用意しておけば、相手から連絡がくるよう仲介してくれる可能性があります。

担任に確認する

もしかしたら、当時の担任の先生が年賀状のやりとりなどで相手の連絡先を知っているかもしれません。

こちらに教えてもらえない場合は、担任の先生に仲介してもらって相手から連絡がくるようお願いしてみましょう。

勤務先に相談する

相手の勤務先が判明した場合、相手から連絡がくるよう事情を説明した上で相談します。

自分が同窓生であることを証明できるものを用意しておき、必要に応じて郵送やメール送信で提出しましょう。

まとめ

日本国内におけるSNS利用者数やスマートフォンの個人保有率を考えると、同窓会の参加者集めにSNSを活用するのは効果的な方法といえます。

「LINE」や「X(旧Twitter)」、「Instagram」、「Facebook」といった利用率の高いSNSを活用すれば、「いま」連絡先がわからない同窓生とつながることも可能です。

本記事では、同窓会の参加者集めに便利なSNS活用法をツール別で紹介しました。

また、同窓会の参加者を集めるときのコツや注意点、連絡が取れない同窓生へのSNS以外の連絡方法についても解説。

ぜひ、本記事を参考にしながら、これからの同窓会準備や今後の同窓会運営にお役立てください。

尚、同窓会の参加率や会場選び、会費の決め方については関連記事がありますので、よければ合わせてご参照ください。

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