周年記念パーティーのアイデア15選!成功させる企画ポイントも解説

周年記念パーティーの開催が決まり、「どんな企画をしようか」と悩んでいませんか?

特別なイベントを盛況なものにしたくても具体的なイメージがわかないと準備も進みませんよね。

本記事では、周年記念パーティーにおすすめな企画アイデアを紹介します。

大切なパーティーを成功させるためのポイントや成功事例もまとめていますので、ぜひ、これからの準備にお役立てください。

周年記念パーティーを成功させる企画ポイント

周年記念パーティーを成功させるため、ここでは企画におけるポイントを確認していきましょう。

  • ●ターゲットに沿った目的を決める
  • ●随所に「周年らしさ」を取り入れる
  • ●パーティーの予算と規模のバランスを考える
  • ●経験者に運営を手伝ってもらう
  • ●社員にも運営に協力してもらう

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ターゲットに沿った目的を決める

まず、周年記念パーティーが「社内向け」なのか「社外向け」なのかで盛り上げ方が違ってきます。社内向けの場合は社員にスポットをあてたり、社内に一体感を生み出したりするプログラムを組むのがよいでしょう。社外向けの場合は、自社の商品やサービスを打ち出すためのプロモーション効果についても考えましょう。

また、ビジネスの形態が「BtoB」か「BtoC」かでもテーマが変わります。BtoBビジネスの場合は取引先を招待し、式典や表彰式、記念品の授与といった内容でセレモニーを主体にするケースが一般的。BtoCビジネスの場合は、ユーザーを対象にしたイベントやキャンペーンを開催して販促につなげるケースもあります。

随所に「周年らしさ」を取り入れる

周年記念パーティーは節目を祝うイベントですから、いたるところに「周年らしさ」を取り入れて盛り上げましょう。たとえば「○○周年記念」のフレーズを使った看板や横断幕、ディスプレイなどで会場を装飾したり、会社の歴史がわかるようなパネルやパンフレットを用意したり、周年記念とわかるグッズを配布したり。

パーティーの予算と規模のバランスを考える

周年記念パーティーは予算と規模のバランスを考えて構成しましょう。予算を抑えすぎると安っぽいイベントになってしまいますし、かといって予算を必要以上にかけても出席者に喜んでもらえるかは別問題です。ご祝儀や参加費を準備した出席者に金銭的な面で気を遣わせるのも好ましくありません。パーティーの規模に応じて「どこに予算をかけ、どこの予算を抑えるか」といった調整を図りましょう。

経験者に運営を手伝ってもらう

社員に周年記念パーティーの経験者がいる場合は運営を手伝ってもらうとスムーズです。運営の経験者がいない場合は周年記念パーティーに出席したことがある社員から意見や企画を出してもらってもよいでしょう。どちらの経験者もいない場合はイベントのプロに相談するのもひとつ。周年記念パーティーを専門にサポートしているプロなら、パーティーの予算や規模、ターゲット、テーマに合わせたプロデュースが任せられます。

社員にも運営に協力してもらう

どのような目的の周年記念パーティーでも、全社挙げてのイベントですから社員と一緒に作り上げるのは醍醐味でもあります。企画に参加してもらうほか、備品を用意してもらったり、当日の受付や進行に関わってもらったり、招待客への接待を任せたり。さまざまな場面で社員にも協力してもらい、会社全体としてのチームビルドにつなげましょう。

周年記念パーティーの企画アイデア15選

ここでは、周年記念パーティーにおすすめな企画アイデアを紹介します。

ターゲットやテーマに合わせ、ぜひ、これからの企画にご活用ください。

周年記念を祝うケーキ

出典:HANKYU HANSHIN E-STORES

おいしく「食べられる」ギフトも周年記念のお土産として人気です。ただの菓子折りじゃ差がつきませんので、社名やロゴ、祝○○周年などが入れられる特別なスイーツはいかがでしょうか。用途や予算に合わせて選べるケーキの企業向け宅配サービスが便利です。

■宅配ケーキの詳細はこちら

おめでたい会場装飾

周年記念パーティーを華やかにする演出で会場にお祝いムードをただよわせましょう。たとえば、「紅白幕」「金屏風」「飾花」など、おめでたい装飾を使ってはどうでしょうか。セレモニー感の高いフォーマルなイベントにもぴったりです。

おめでたいパーティー演出

周年記念パーティーでは、おめでたい演出で景気づけるのもおすすめ。たとえば、「鏡開き」「くす玉」「餅つき」など、古くから伝統的に親しまれている演出はいかがでしょうか。社員や招待客なども巻き込んで盛大に盛り上げると一体感が出せて思い出深いものになりますよ。

イマドキなパーティー演出

たとえば社名や○○周年記念のタイトルを載せた「オープニングムービー」でパーティーをダイナミックにスタート。あるいは鮮やかな「ムービングライト」でステージを照らして出席者の高揚感をアップ。広い会場でのパーティーなら「中継カメラ映像」で遠い席までステージの様子を伝えるのも効果的です。大規模なパーティーならイベント運営のプロに任せてはどうでしょうか。

■イベント運営の詳細はこちら

周年記念グッズ

会社のロゴや○○周年記念を文房具、雑貨、日用品などに刻印した「使える」グッズを出席者に配布。社員や取引先への感謝のしるしにもなりますし、会社のPRにもなります。周年記念品を専門に扱っているショップでイメージに合うものをリサーチしてみてはいかがでしょうか。

■周年記念品のショップはこちら

周年記念スピーチ

周年記念スピーチでは、会社の歴史を盛り込みながら、社員や取引先への感謝を述べます。一般的には経営者が行いますが、来賓から祝辞をもらうこともあります。パーティーの規模によっては社員から周年記念に際しての挨拶をしてもらってもよいでしょう。

社員表彰式

周年記念を迎えられるのは社員の努力の積み重ねによるものですから、社員の日頃の貢献を「表彰式」という形でたたえるのも周年イベントならではのスタイルです。明らかな業績への表彰もいいですが、「勤続○年賞」「新人育成賞」「神接客賞」など、できるだけ多くの社員を表彰できるような特化した部門を設けてもよいでしょう。

社員から社長を表彰

周年記念パーティーで表彰式を行うのはめずらしい企画ではありませんが、社員から社長を表彰するというのはユニークな発想です。会社を上げてお祝いする節目のイベントですから、社内一体となって楽しむのもひとつ。パーティーの規模によって社員の代表者、あるいは社員全員から表彰で社長の功労をたたえましょう。

社内コンテスト

接客や販売、レジ対応、営業、経理、プログラミングなど社員の従事している職種においてコンテストを実施。周年記念パーティーで優秀者を表彰してはどうでしょうか。よりイベント感を出すなら、自社の商品やサービスにまつわるクイズコンテスト、ものづくり体験、アイデア企画などをテーマにするのもおすすめ。

新商品・新サービス・新事業の発表

周年記念に合わせ、パーティーで新商品・新サービス・新事業を発表するとプロモーション効果も上がります。発表以降の具体的な販促ビジョンも描いておき、華々しく打ち出して手堅く利益にもつなげましょう。できるだけ「○周年」にちなんだ意味のあるものにするとユーザーのレスポンスも高まります。

ワークショップ

一般ユーザーにも楽しんでもらえる企画のひとつにワークショップがあります。たとえば食品業界なら料理やお菓子の試食会、体験教室など、自社の商品やサービスに関連させるのがポイントです。新商品の発表やプロモーションなどと組み合わせると、より盛況なイベントになるのではないでしょうか。

プロによるパフォーマンス

周年記念パーティーにプロの歌手や演奏家、お笑い芸人などを招いてショーを披露してもらうのは定番な盛り上げ方。社内向けのパーティーでは社員がゲストになりますから、社外のゲストを登場させ、仕事とは離れた分野のパフォーマンスを楽しませるのも喜ばれるポイントです。

全員参加型のゲーム

たとえば「ビンゴゲーム」「会社クイズ」など、ゲスト全員が参加できるゲームを企画してレクリエーションを楽しんでもらうのはどうでしょうか。ささやかな参加賞から豪華な目玉商品まで景品を用意して争奪戦にしても盛り上がります。景品の数や価格なども「○周年」にちなんで選ぶと周年らしさが出せるでしょう。

会社のヒストリーパネル

会場の受付、通路、会場の中などに会社の歴史を連ねたヒストリーパネルを掲げて周年らしさを出しましょう。会社の歩みとともに時系列で社会の出来事も載せると時代の流れがわかりやすくなります。プロに依頼するのもいいですが、もし可能なら社員に協力してもらって作成するのもおすすめです。

社史を振り返るムービー

会社の歴史がわかるムービーを作成してスクリーンで上映。ムービーには、経営陣のメッセージや社員のコメントなどを盛り込むのもおすすめです。動画作成が得意な社員なら問題なく制作できますが、完成度にこだわるならプロに相談するのもひとつ。BGMやナレーションも加えた本格的なムービーを仕上げましょう。

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周年記念パーティーの成功事例

ここでは、実際に開催された周年記念パーティーの成功事例を紹介します。

株式会社ドミノ・ピザ ジャパン

大手デリバリーピザチェーンのドミノ・ピザは店舗で頑張っている社員を対象に「25周年アニバーサリーパーティー」を開催しました。特徴的なのはドミノカラーの青・赤で統一した会場装飾、ユニホームなどがもたらす一体感。ほかにも、各エリア対抗の応援合戦や各店舗毎にメッセージ寄せ書きしたピザボックスの掲示、歴代の宅配バイクの展示など周年らしさあふれるパーティーになったようです。

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株式会社ユニクロ

大手ファストファッションブランドのユニクロでは、オンラインストアの開店21周年を記念に「ユニクロオンラインストア 21周年祭」を4週間にわたって開催しました。期間中はアプリをダウンロードするだけでお得な買い物ができたり、オンラインストアだけのサービスが利用できたりと、ユーザーへの販促を積極的に展開しています。

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キヤノン株式会社

大手精密機器メーカーのキヤノン株式会社では、キヤノンギャラリーの開設50周年を迎える節目の年に「キヤノンギャラリー50周年企画展」を実施。有名フォトグラファーの写真展や他団体とのコラボ企画展などを開催しました。BtoBを代表する企業ですが、一般ユーザーにも楽しんでもらえるイベントとして商品を前面に打ち出すのではなく、自社分野を主体として「文化」をテーマにプロジェクトを展開したのが特徴的です。

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まとめ

周年記念パーティーの開催が決まって企画に悩んだら、成功させるポイントを踏まえて準備を進めましょう。

  • ●ターゲットに沿った目的を決める。
  • ●随所に「周年らしさ」を取り入れる。
  • ●パーティーの予算と規模のバランスを考える。
  • ●経験者に運営を手伝ってもらう。
  • ●社員にも運営に協力してもらう。

とにかく周年記念パーティーで「誰に」「なにを」もたらしたいのかゴールを設定してから詰めていくと企画がかたまりやすくなります。

本記事で紹介した企画アイデアや実際の成功事例も参考にしながら、ぜひ、自社に合った素敵な周年記念パーティーを開催してくださいね。