還暦同窓会の幹事をすることになり、企画や準備にお悩みでしたら本記事をご活用ください。
「どのような流れで開催すればいい?」
「当日までにやっておく準備は?」
「余興や記念品などはどうするの?」
このような、還暦同窓会における疑問や課題を本記事で解決しましょう!

- 還暦同窓会の流れ
- 還暦同窓会らしい工夫
- 還暦同窓会の準備と仕事
ぜひ、本記事を参考にしながら、これからの企画や準備、当日の進行などにお役立てください!
還暦同窓会の流れ

還暦同窓会の企画や準備を進めるにあたり、まずは一般的な流れを確認しておきましょう。
- 開会の挨拶
- 幹事挨拶
- 乾杯
- 食事・歓談
- 余興など
- 食事・歓談
- 校歌斉唱
- 記念撮影
- 中締めの挨拶
- 閉会の挨拶
どのような会場でも通常は2時間~3時間の利用制限がありますので、利用可能時間の中で受付から散会までが収まるようにスケジュールを組みましょう。
還暦同窓会らしくするには?

ここでは、還暦同窓会らしくするアイデアを紹介します。
- ★赤いもので会場を装飾する
- ★赤いものを全員で身に着ける
- ★特別な記念品を用意する
いつもの同窓会と差をつけるため、可能なものを取り入れてみてはどうでしょうか。
赤いもので会場を装飾する

還暦祝いを象徴する「赤」を会場装飾に取り入れると、同窓会がおめでたい雰囲気になります。
いくつか一例を紹介しますので、会場や予算に合わせてご検討ください。
会場装飾の一例
○ナフキン
○テーブルクロス
○席札
○コースター
お店によっては対応できないものもありますので、あらかじめ準備しておく必要があります。
また、お店に持ち込みが可能かどうかも確認しておきましょう。
赤いものを全員で身に着ける

還暦祝いの席で赤いものを身に着けるのは伝統的な慣習ですから、参加者のドレスコードに赤を取り入れるのもおすすめです。
全員で赤いものを身に着けると同窓会ならではの一体感が出せますし、還暦祝いにふさわしいオシャレも楽しめますよ。
赤いもの一例
・ネクタイ
・蝶ネクタイ
・ループタイ
・ポケットチーフ
・メガネ
・ベスト
・シャツ
・セーター
など
・バッグ
・靴
・アクセサリー
・髪飾り
・コサージュ
・ショール
・ネイル
・メガネ
など
参加者全員で赤いものを身に着ける場合は、還暦同窓会の案内で当日の服装について記載しておくとよいでしょう。
還暦同窓会の「服装」については詳しくまとめた関連記事がありますので、そちらも合わせてご参照ください。
特別な記念品を用意する

還暦同窓会は節目の同窓会ですから、記念品を用意する場合は還暦祝いになる特別なものを選びましょう。
記念品の一例
○文字入れしたもの
○記念として残るもの
参加者全員に贈るのか、あるいはゲームの景品として必要分だけ手配するのか、同窓会の予算や企画に合わせて選ぶのもポイントです。
おすすめの記念品
還暦同窓会の記念品としておすすめなアイテムには以下のものがあります。
還暦同窓会の準備

ここでは、還暦同窓会を開催するための準備をまとめています。
- ●日程を決める
- ●会場を手配する
- ●会費を決める
- ●余興を考える
- ●詳細を案内する
- ●景品・記念品を用意する
- ●必要な備品を用意する
- ●進行表を作成する
それぞれの項目についてポイントを見ていきましょう。
日程を決める
還暦同窓会であっても、退職して悠々自適に過ごしている同窓生も現役でバリバリ仕事をしている同窓生もいます。
また、家事や同居家族のサポートで忙しくしている同窓生もいることでしょう。
同窓生全員の都合に合わせるのは難しいかもしれませんが、できるだけ多くの同窓生が参加できるような日程を組むことが参加率アップのカギとなります。
たとえば、お盆休みや大型連休のほかにも、年末年始や通常の週末などから候補をしぼりましょう。
また、一年を通じて開催しやすい時期もありますから、開催地域や年間行事との兼ね合いも検討しながら調整するとよいでしょう。
同窓会の日程決めについては詳しく書かれた関連記事がありますので、よければ合わせてご参照ください。
会場を手配する
同窓会の会場は開催3か月前~2か月前までに手配するようにしましょう。
会場を選ぶときは、以下のポイントを踏まえながら候補をしぼっていくとスムーズです。
・アクセス
・立地
・個室や貸切の有無
・料理のジャンル
・料金プラン
・設備
・利用規約
お店の貸切やホテル、レンタルスペースなどの利用には最低保証料金が設定されている場合がありますので、必ず確認するようにしましょう。
また、なにか余興を行う場合は、会場レイアウトや設備についても対応可能か確認しておく必要があります。
同窓会の会場の決め方について詳しく書かれた関連記事もありますので、よければ合わせてご参照ください。
会費を決める
同窓会の会費は飲食代など必要に応じた予算を計上して決めましょう。
会費の内訳となる一般的なものには以下のものがあります。
・備品代(名札、配布物、装飾など)
・景品(ゲームなどを企画する場合)
・記念品(還暦祝いとして贈る場合)
・予備費(延長やドタキャンの対策)
還暦同窓会の会費相場は8,000円~30,000円です。
会費は会場のグレードによって幅があります。
また、還暦祝いの旅行や特別なイベントを企画する場合は相場の中では高めになるでしょう。
同窓会の会費の決め方については詳しく書かれた関連記事がありますので、合わせてご参照ください。
余興を考える
旧友との交流が中心となる同窓会ですが、参加者を盛り上げるために余興を企画するのもおすすめです。
おすすめの余興
└参加者同士で挨拶をせず、まず名前以外の自己紹介から行う。
※当時のあだ名や部活、得意教科などをヒントに「誰」かを当ててもらう。
└当時の写真を使って懐かしいスライドを作成して流す。
※参加者から事前にスナップ写真を集めておいてもよい。
└当時の流行曲をカラオケや合唱などで歌う。
せっかくの機会ですから、同窓会ならではの楽しい余興を企画しましょう。
また、どのような余興がふさわしいかは会場や参加人数に合わせて検討するのもポイントです。
同窓会の企画については詳しく書かれた関連記事がありますので、よければ合わせてご参照ください。
詳細を案内する
同窓会の詳細が決まったら、手紙やメールなどで対象者に詳細を案内します。
案内に記載する項目
○開催場所
○アクセス
○持ち物や服装
○出欠の返信期日と返信先
○幹事の連絡先
出欠管理や会場との調整を考え、開催3か月前~1か月前に案内するようにしましょう。
同窓会の案内の詳細については関連記事もご参照ください。
景品・記念品を用意する
同窓会でゲームの景品や還暦祝いの記念品を用意するなら、開催1か月前には納品されるように手配しておきましょう。
還暦同窓会におすすめなアイテムとしては、日付や学校名、同窓会名が刻印された“名入れギフト”のような特注品のほか、還暦祝いを象徴するカラー“赤”を取り入れたグッズなどがあります。
いくつあっても便利な日用品から、もらって嬉しい贅沢品までありますので、予算に合わせて参加者に喜ばれるものを選びましょう。
同窓会の記念品については詳しくまとめた関連記事がありますので、よければ合わせてご参照ください。
必要な備品を用意する
同窓会で必要な備品をピックアップしておき、開催1週間前までに用意しておきましょう。
・配布物
・参加者名簿(出欠確認)
・プロジェクター、スクリーン
・つり銭や集金用の金庫
・映像データ、音響データ
会場によっては借りられる物もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。
進行表を作成する
当日の進行がスムーズになるよう、同窓会の進行表を作成しておきましょう。
同窓会プログラムのほか、進行のための挨拶や司会台本なども載せておくと便利です。
同窓会での挨拶の一例
- 開会の挨拶(司会)
- 幹事挨拶
- 乾杯(幹事 or 代表者)
- 食事・歓談
- 余興など
- 食事・歓談
- 校歌斉唱
- 記念撮影
- 中締めの挨拶(幹事 or 代表者)
- 閉会の挨拶(幹事)
同窓会の参加人数によっては乾杯や中締めの挨拶を幹事が兼ねる場合もあります。
また、同窓生を代表して誰かに挨拶をお願いする場合は、あらかじめ対象者に挨拶をお願いしておきましょう。
・先生や特別ゲストなどが出席する場合は事前にお願いしておく。
・前回の同窓会から年数が経っている場合は自己紹介の時間を設ける。
尚、同窓会での挨拶については詳しく書かれた関連記事がありますので、よければ合わせてご参照ください。
還暦同窓会当日の仕事

ここでは、還暦同窓会当日の仕事についてまとめています。
- ●会場の準備
- ●開始前の受付
- ●同窓会の進行
- ●会場への支払い
- ●二次会への案内
それぞれのポイントを確認していきましょう。
会場の準備
同窓会で参加者を迎える前に、必要に応じて会場準備をしましょう。
・機材の動作
・会場の装飾
・備品の確認
・配布物の用意
会場の利用時間には制限がありますので、どのタイミングで準備が可能か確認しておくこともポイントです。
開始前の受付
同窓会開始前の受付では、会費の徴収や配布物の提供などを行います。
大人数の場合は参加者名簿を作っておいて出欠確認に活用しましょう。
また、余興の事前準備や施設の案内などがあれば開始までに行っておきます。
同窓会の進行
たとえ少人数であっても、同窓会を進行させる司会がいると場が盛り上がりますし、予定時間に沿って進められます。
司会は幹事が兼任してもかまいませんし、仕切りが得意な同窓生に頼んでおくのもおすすめです。
会場への支払い
同窓会の終了後は、会場へ料金を支払います。
参加者に会計報告する場合は、領収書や明細書を受け取るようにしましょう。
会計報告は書面やメールでもかまいませんし、同窓会のLINEグループを作ってから行ってもかまいません。
予算が余った場合は参加者に均等に返金したり、二次会の費用に充てたりするとよいでしょう。
二次会への案内
一次会だけで満足できない参加者や一次会に参加できなかった同窓生のため、二次会を準備する場合があります。
二次会の参加人数は当日でないと確定しづらいので、いくつか会場の候補をしぼっておくとよいでしょう。
└徒歩で行ける場所なら移動がスムーズ。
└最寄り駅方面に近づくと帰りやすい。
└一次会の参加者が参加しやすいため。
└一次会の参加者は飲食料が減るため。
└カラオケ、ダーツバー、ボウリングなど。
└参加者の急なリクエストに応えられるよう。
まとめ

還暦同窓会を開催するのであれば、まずは一般的な流れを確認してから企画や準備を進めましょう。
また、還暦同窓会らしくするアイデアを取り入れて、いつもの同窓会と差をつけるのもおすすめです。
- ★赤いもので会場を装飾する
- ★赤いものを全員で身に着ける
- ★特別な記念品を用意する
還暦同窓会を開催するための準備には以下のものがあります。
- ●日程を決める
- ●会場を手配する
- ●会費を決める
- ●余興を考える
- ●詳細を案内する
- ●景品・記念品を用意する
- ●必要な備品を用意する
- ●進行表を作成する
同窓会の準備は多岐にわたりますので、開催3か月前~2か月前には着手していきましょう。
また、還暦同窓会当日の仕事についても確認しておき、必要な準備をしておきましょう。
- ●会場の準備
- ●開始前の受付
- ●同窓会の進行
- ●会場への支払い
- ●二次会への案内
事前に準備をしておけば、当日になってバタバタせずにすみます。
本記事では、還暦同窓会にふさわしい余興や還暦祝いにおすすめな景品&記念品についても紹介しました。
ぜひ、本記事を参考にしながら、これからの企画や準備、当日の進行にお役立てくださいね!



