送別会の挨拶例文と感動を伝えるポイント集|感謝が伝わるメッセージ例文

送別会で挨拶を頼まれた場合や主賓として挨拶をする場合、すぐに言葉が浮かばない方も多いでしょう。ふさわしい言葉や文章を用意しておけば、ぶっつけ本番の挨拶では緊張せずに感動の挨拶もできることでしょう。

そこでこの記事では、送別会で使える挨拶やエピソード例文集を下記の流れでご紹介いたします。

ここでは、送別会の席でふさわしい挨拶について、送り手と主役の両方の立場で文例を紹介します。本記事を読んでいただければ、きっと自分の立場に合った挨拶・メッセージがクリアになることでしょう。

ぜひ、最後までお読みいただき、相手にしっかりと感謝が伝わる挨拶の参考にしてくださいね。

送別会の全体の流れ

一般的に送別会は下記の流れで行われることが多いです。

1) 開会宣言
2) 代表の挨拶・乾杯の挨拶
3) 寸志へのお礼
4) 食事・歓談
5) 送り手の「送別の言葉」
6) 記念品・花束の贈呈
7) 主役(送られる人)の挨拶
8) 万歳三唱など
9) 閉会宣言
10) 二次会の案内

全体の流れを把握しておけば、どのタイミングで挨拶するのかを知ることができますので、挨拶の内容だけではなく挨拶のトーンなどにも工夫していきましょう。

送別会で送る側|挨拶7パターン

送別会での送る側の挨拶は、主役の送別理由や自分の立場によってニュアンスが異なります。

ここでは、よくある送別会のパターンごとに使える挨拶文例を紹介。

ぜひ、最も適したパターンを参考にして実際の挨拶に応用してくださいね。

【例文】異動・転勤する上司へ

〇〇主任

私が入社してからの〇年間、本当にお世話になりました。

お忘れかもしれませんが、
新人だった私がミスをしてお客様からお叱りを受けたとき、
〇〇主任は一切私を責めることなく
「失敗は成功のもとだからね!」と笑っておっしゃってくださいました。

私はあれ以来、二度と同じミスはしまいと
丁寧に仕事をする癖をつけることができたのですが、
それ以上に〇〇主任のような器の大きな人物になりたいと手本にしてまいりました。

〇〇主任が〇〇へ異動・転勤されるのは大変さびしいですが、
きっと異動・転勤先で部下になられる方々にも
〇〇主任の存在は大きなものになられるはずです。

今後は〇〇主任から教えていただいたことをアップデートしながら自分のものにし、 後輩へも伝えていく所存です。

ぜひ、お身体に気をつけて異動・転勤先でもご活躍ください。

・挨拶の適任者・・・主役と同じ業務を担当しているなど関わりの強い部下

・主役と関わりが強い部下ならではの、ほかの社員には知られていないエピソードを交えて主役の人柄がにじむような挨拶をするのがよいでしょう。
「先輩のような〇〇な人物になりたい」という言葉を添えると主役にも感謝が伝えられますよ。

【例文】転職する上司へ

〇〇さん

このたびは〇〇社へのご転職、誠におめでとうございます。
〇〇さんと〇年ほど前に誘われて飲みに行ったとき、
自分に「いつか〇〇の分野で挑戦したい」と話してくださいましたね。

〇〇さんは今のままでも十分ご活躍が評価されているのに、
なんて貪欲で向上心が強いんだと感銘を受けました。
そして本当に有言実行で〇〇社へのご転職を決められ、
尊敬するのは当然なのですが自分もすごく感化されました。

自分には転職という野望はないのですが、
我が社で〇〇の資格を取得し〇〇の業務で頑張りたいと思っています。

〇〇さんに負けないよう頑張りますので、ぜひ、また飲みに誘っていただき、 これまでのようにいろんなアドバイスをお願いします。

お身体だけに気をつけて、〇〇社でますますご活躍ください。

・挨拶の適任者・・・主役の仕事を間近で見てきた部下や後輩

・主役の転職をポジティブに受け止めて、主役から受けた影響などについても打ち明けると挨拶に深みが出るでしょう。
「これまでのようにアドバイスをお願いします」と今後の関係を希望し、主役を敬う言葉を添えると主役の胸に響く挨拶になりますよ。

【例文】異動・転勤する部下へ

〇〇くん

〇〇への異動・転勤ということでさびしくもありますが、
〇〇くんほどの適任者はいないと上司として誇らしく思います。
新店舗である〇〇への異動・転勤には、仕事ができるだけでなく人望も必要だからです。

上の者からは信頼され、下の者からは慕われる〇〇くんなら、
〇〇へ異動・転勤してもチームを上手くまとめあげ、お客様からも愛され、
店舗一丸となって目標にも果敢に取り組まれることでしょう。

〇〇くんの活躍を応援しながら、私も〇〇店をいっそう発展させられるよう励みます。
もちろん何かあったら1人で悩まず、いつでも相談してきてください。

身体には気をつけて、1日も早く現場に慣れるよう頑張ってください。

・挨拶の適任者・・・主役の人柄や仕事ぶりをよく知る上司

・主役の異動・転勤を高く評価できる上司から、主役の新天地での挑戦を後押しするような挨拶をしてあげましょう。
「いつでも相談してきてください」などと添え、新たな任務に不安を感じないよう温かく送り出すのも大切です。

【例文】転職する部下へ

〇〇くん

〇年間お疲れ様でした。
そして、この度は〇〇社への転職、本当におめでとう!

入社間もない頃、〇〇の分野に興味があるといっていましたが、
まさか本当にエンジニアとして活躍することになるとは、驚きました。

堅実で丁寧に仕事をやり遂げる〇〇くんなら、きっと〇〇社に貢献できる逸材になるはずです。

一緒に仕事ができなくなるのは寂しいですが、〇〇くんの活躍を祈っています。
私も〇〇くんに負けないよう、従業員一丸となって社を押し上げていきたいと思います。

〇〇くん、これまで本当にありがとう。
身体には気をつけて頑張ってください。

・挨拶の適任者・・・主役が慕っていたり尊敬していたりする関係の強い上司

・エピソードを交え、部下が新天地で奮起できるような力強く温かいメッセージを届けましょう。
「〇〇な〇〇くんなら、きっと〇〇になるはず」と主役の活躍を具体的にイメージできるような一言を添えると主役にとって励みになりますよ。

【例文】同僚へ

〇〇さん

〇年前に入社して以来、リーダーシップのある〇〇さんには仕事で何度も助けていただき、
本当にありがとうございました。

特に毎年恒例の忘年会余興は私の心配事の1つでしたが、
〇〇さんが毎年余興に参加していただけたので本当に心強かったです。

このたびは(異動・転勤・転職・独立・結婚)ということでお別れするのはさびしいですが、
〇〇さんの新しい人生を心から祝福し応援します。

仕事上の関係は終わっても、またプライベートでメールをしたり食事に行ったりできると嬉しいです。

ぜひ、新生活が落ち着いたら連絡くださいね。

とにかく身体には気をつけて、〇〇さんらしく第二の人生を晴れ晴れしく歩んでください。

・挨拶の適任者・・・主役と特に関係の強い同期や入社時期の近い同僚

・主役の人柄を示しながら、主役に抱いていた同僚としての気持ちを打ち明けると親しみが伝わるでしょう。
「〇〇な〇〇さんのおかげで〇〇だった」という形にすると、主役への敬愛の気持ちが表せますよ。

【例文】定年退職する上司へ

〇〇部長

〇年間のお勤め大変ご苦労様でした。
入社間もない頃、経験が浅く、社会人としても半人前の私に対し、
温かく、ときに厳しくご指導くださったこと、昨日のように思えます。

あれから〇年、まだまだ〇〇部長の足元には及びませんが、
これまで教えていただいた事を糧にして、仲間とともに〇〇社を盛り立てていく所存です。

明日からは、趣味の〇〇や大好きな〇〇を楽しみながら、お身体に気をつけて日々をお過ごしください。

本当にお世話になりました。

・挨拶の適任者・・・同じ部署などで主役と仕事を共有するなど関係の強い部下

・上司への尊敬の念や、職場でお世話になった具体例を述べ、退職後の人生へと明るく送り出しましょう。
「これまで教えていただいた事を糧に〇〇していく所存です」という決意で、上司の人徳や功績が生かされる様子を伝えると、感謝の念が届きますよ。

【例文】寿退社する女性社員へ

〇〇さん

このたびはご結婚おめでとうございます。そして、長い間お疲れさまでした。

また、〇〇部では業務のフォローをしていただき、
本当にありがとうございました。

〇〇さんと一緒に仕事ができ、勉強になりましたし、
たくさん助けてもらって感謝しています。
今後は、お嫁さんとして、お母さんとして、新たな人生を歩まれるわけですが、 〇〇さんらしく、〇〇な家庭を築いていってくださいね。

とにかく、お身体には気をつけてください。
〇〇さんの今後のご多幸を心から祈念しています。

本当にお世話になりました。ありがとうございました。

・挨拶の適任者・・・主役の同期や同僚など近しい関係の社員

・女性との職場での関わりや仕事上のエピソードなどを述べ、結婚後の人生へのエールを送って、はなむけの言葉にしましょう。
「〇〇さんらしく〇〇な家庭を築いてください」と、結婚後の人生を応援してあげると喜ばれますよ。

送別会で送られる側|主賓としての挨拶3パターン

送別会では送られる側の主賓も挨拶をします。

ここでは、よくある退社理由「転職」「定年退職」「寿退社」の3パターンでの挨拶を紹介。ご自身のケースに当てはめて当日の挨拶を考えましょう。

【例文】転職の場合

本日は、私のためにこのような会を開いていただき、ありがとうございます。
また、先ほどは〇〇部長はじめ、皆さまから温かいお言葉をいただき、感無量です。

本当にありがとうございました。

このたび、〇月〇日付けで退職し、〇〇社へ転職することになりました。

〇〇部の皆さまには、〇年間、本当にお世話になりました。

皆さまと仕事をさせていただけたことは、自分にとって貴重な財産でもあり、今後に生かせる糧でもあります。

まだまだ若輩者ではありますが、こうして送り出していただけたことを胸に、新天地でもさらなる挑戦をしていく所存です。

最後になりますが、〇〇株式会社○○部の益々のご発展をお祈り申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。

本日は本当にありがとうございました。

お礼を述べ、職場や仕事で得たことを思い返し、
転職先での決意を表明したら、最後に古巣への感謝などを伝えましょう。

【例文】定年退職の場合

本日は、このような場を設けていただき、誠にありがとうございます。

また、皆さまから数々の温かいお言葉を頂戴し、感謝の思いでいっぱいです。

自分では気持ちも身体も衰えていないつもりなので、まだまだ働けそうですが、定年なのでいたしかたありません。

しかしながら、自分が〇〇社で培ってきたものは、すべて次世代の皆さまにバトンタッチできました。

きっと、皆さんが〇〇社を益々発展させてくれることと思います。

〇〇業界においては、時代の移り変わりで紆余曲折ありましたが、こうして皆さんのような優秀な仲間と仕事ができ、本当に充実した半生でした。

皆さん、本当にいろいろとありがとうございました。

最後に、〇〇株式会社の益々のご繁栄を祈念しまして、お礼の挨拶とさせていただきます。

本日は本当にありがとうございました。

お礼や感謝の思いを伝え、仕事や会社、仲間を尊重するメッセージを込めて退職までの日々を振り返り、部下への激励なども述べましょう。

【例文】寿退社の場合

本日は、皆さまお忙しい中、私のためにこのような会を開いていただき、本当にありがとうございます。

また、皆さまからお祝いの言葉や温かい言葉をたくさんいただき、心から感謝しています。
このたび、結婚を機に〇月〇日付けで退職することになりました。

新しく家庭を築いていくのは、仕事とは違う大変さもあると思いますが、
職場でのさまざまな経験を糧に、仕事で得られたような充実感を、家族とともに味わっていければと思います。

これまで〇年間、本当にお世話になりました。
至らないことも多かったと思いますが、改めて感謝申し上げます。

最後に、皆さまのご健康と、〇〇社の今後の発展をお祈り申し上げて、お礼の挨拶とさせていただきます。

本日は本当にありがとうございました。

お礼を述べた後、職場や仕事に関する振り返りをし、
結婚生活に対する前向きなメッセージを込め、送り出してくれる人たちへの感謝や敬意を伝えましょう。

応用編:挨拶内で使える送別者のエピソードトーク例

上記で紹介した挨拶例文に加え、送別者特有のエピソードを添えることで、挨拶により面白さ・嬉しさが増します。

ここで個人エピソードの紹介例を、シチュエーション別にご紹介いたします。送別者に合わせてピッタリのエピソードを添えてみてください。

【エピソード例】送別者の仕事ぶり

●〇〇くんは、とにかく仕事が早いので、とても助かりました。
特に、月末の業務報告の作成は誰よりも早く、部署での取りまとめがスムーズでした。
また、定時で帰る早さもピカイチでしたね!
●〇〇さんのまとめてくれる資料は見やすくきれいで、会議での発表に大いに役立ちました。
おかげで、社長や専務に私がよく褒められたものです。
この場をお借りして、あらためてお礼いたします。
●〇〇くんといえば、誤字変換王!中でも最強だったのは、〇〇くんからもらった前年度分析の報告書です。
おそらく「上期に期待(かみきにきたい)」とするべき箇所が「上期痛い(かみきいたい)」になっていて、芸術性さえ感じたものです。

送別者の仕事ぶりをひと言であらわし、具体的な実話をもち出して褒めたり、やや茶化したりして送別者を盛り立てましょう。

【エピソード例】送別者のユニークな一面

●男の自分から見ても心配になるほど草食系な〇〇。
一緒にコンパに行ったときの体験は忘れられません。
ある女の子が、君に興味をもって「ここ、いいですか?」と横に座ろうとしたのに、君は、「どうぞ、どうぞ」と席を空けましたね!
女の子は君の横に座りたかったのに、親切に席をゆずって席を替えるとは、さすがの俺もあきれましたよ。
まぁ、その女の子と結婚することになるとはね。
彼女の家業を継ぐと聞いて、どこまでもレディーファーストな奴だなと関心しました!
●天然系で有名な〇〇くんは部署での飲み会のとき、幹事をしてくれました。
〇〇くんが店員さんに注文してくれたときのこと今でも忘れません。
デザートの注文で「豆乳のブランマンジェ」といったのに、大きな声で「豆乳のブラ饅頭」といっていましたね!
店員さんも大爆笑で、今でも私の伝説です。
わざとだったらセクハラグレーゾーンですが、顔を真っ赤にしていたので、さすが天然素材だと感心してしまいました!
●遅刻魔の〇〇くん!今となっては、笑い話ですが、君が大事な会議に遅刻したときの言い訳には驚かされましたよ。
君は、「カレンダーが先月のままでした」といいましたね。
おそらく、君なりにピンチの中で必死に考えたのだと思いますが。
次にお世話になる会社では、遅刻しないように!日めくりカレンダーでも買っておきなさい。

送別者のユニークさが伝わるよう、送別者との実際のエピソードを会場にいる人も楽しめるようにストーリー仕立てで語りましょう。

【エピソード例】送別者と出会ったときの印象

●新入社員だった〇〇さんは、大人しそうな印象で、仕事を覚えるのは時間がかかりそうだなぁと思っていました。
それが、いざとなると、ブラインドタッチでサクサク業務をこなすので、「人は見た目によらないな~」を驚いたものです。
●〇〇くんはラグビー部出身で体格もよく、ハードボイルドな顔つきなので、ガチガチの肉食系だと思っていました。
でも、ある日、〇〇くんがいい匂いのするハンドクリームで手をケアしているのを見て、正直ギャップ萌えしました!
●〇〇部長は寡黙な方で、仕事にも厳しく、近寄りがたい上司でした。
しかし、自分が取引先に間違った商品を納品してしまい、頭が真っ白になったことがありましたが、そのとき、一緒にいって自分よりも深々と謝罪してくれました。
自分を責めるわけでもなく、帰り際に「気をつけろよ」とひと言だけおっしゃっただけでした。
あの件があってから、自分は自己チェックをおこたらないよう取り組み、クレームに対しても真摯に対応することができました。本当に感謝しています!

送別者の当初の印象と、実際のギャップを語り、送別者に寄り添うような紹介しましょう。

【エピソード例】送別者の職場での評判

●〇〇くんの女子力の高さは、女性社員の間でも評判です。
食事の後の歯磨きはもちろん、ピカピカに磨かれた爪や胸ポケットにしのばせている手鏡もエチケットへの気配りはすごいです!
さすがナンバーワン営業マンですね!
私も○○くんの女子力を見習って、お弁当を上手く作ったり、シャツにきれいにアイロンをかけたりできるよう努力します!
●〇〇さんと飲みに行った人は知っていると思いますが、とにかくお酒が強い!
いつの日か、〇〇社の〇〇部長の接待では、飲みっぷりがいいという理由ですんなり契約に至ったそうです。
ぜひ、退職されても、お酒の飲み方を教えてくださればと思います!
●〇〇部長が、実はとても愛妻家だということ、先輩に教えてもらって驚きました。
正直、若い頃はよくモテて女の人とよく遊んだんだろうな~と思っていたので……。
でも、少し前に、ニコニコしながら奥様とLINEをされていて、噂は本当だったのだと確信しました!
私も、○○部長のように、愛妻家の男性と結婚できるよう婚活をがんばります!

送別者本人が自覚しているであろう見た目やイメージ、本人が気づいていなさそうな一面を語り、関係性に応じて親しみのある挨拶をしましょう。

送別会で贈る寄せ書き|メッセージ例文9パターン

送別会では、主役への送別メッセージを寄せ書きにして贈ることがあります。送別会までに準備することが一般的ですので、幹事などから依頼されたときの参考にしてくださいね。

【例文】上司から転職する部下へ

●一緒に仕事ができてよかったです。
転職しても高みを目指して頑張ってください。お元気で!
●〇年間お疲れさまでした!
新天地でも大いに活躍してください!応援しています!
●これまで本当にありがとう。
あなたの尽力は多くの仲間の活力になったはずです。
長年の夢に向かって、明日からも力強く前向きにチャレンジしてください!

「応援」「頑張って」「チャレンジ」など、主役が心強く前向きになれる言葉を添えましょう。

【例文】部下から定年退職する上司へ

●退職おめでとうございます。
明日からは、ぜひ第ニの人生を充実させてください。
寒さが残る早春、どうぞご自愛くださいませ。
●長い間お疲れさまでした。
そして、本当にお世話になりました。
ご指導いただいたことを、今後も生かしてまいります。
今後も、お身体を労わって有意義にお過ごしください。
●お仕事を無事勤め上げられましたこと、心よりお祝い申し上げます。
○○さんから学んだことを励みに、○○さんのような頼もしい上司になれるよう努力します。
本当にありがとうございました。

これまでの功績、これまでの感謝、
これからの活躍など過去や未来を想起させる言葉を添えましょう。

【例文】寿退社する女性社員へ

●ご結婚おめでとう。
仕事ではいろいろ助けてもらって感謝しかないです!
ぜひ、素敵な家庭を築いてくださいね。お疲れさまでした。
●ついに先を越されちゃいましたが、おめでとう!
明るく前向きな〇〇さんらしい、素敵な家庭を築いてください。
身体には気をつけてね!
●ご結婚おめでとうございます。
また、これまでのご功労に心から感謝いたします。
○○さんにとって、新たな人生が幸せに満ちたものでありますよう願っております。

結婚後の家庭の様子を明るく祝福に満ちた言葉で飾り、
お祝いにふさわしいメッセージにしましょう。

まとめ

送別会では、どの立場で挨拶やメッセージをするにしても難しく考える必要はありません。感謝や尊敬、敬意など、相手に対する素直な思いを言葉にすればいいだけです。

たとえ「親しくない」「交流がなかった」という場合でも、懐かしいエピソードや初対面の頃の印象などを思い返し、相手の立場を敬う気持ちになれば自然に言葉が浮かぶはずです。

本記事の例文集を参考にして、自分の言葉に上手アレンジしてくださいね。

送別会はお別れのためのイベントですが、素敵な挨拶やメッセージで、お互いが晴れ晴れしくなるような日にしたいものですね。

送別会にふさわしい服装についての記事もぜひチェックしてみてください。

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