内定式の服装は「指定なし」でもスーツがいい?オフィスカジュアルや自由な場合のコーデ例も紹介

内定式の案内を受けて「なにを着たらいい?」とお悩みなら本記事は必見です!

リクルートスーツじゃだめ?
スーツ以外での服装は?
服装の指定がないときは?

このように内定式での服装について気になることがあるのではないでしょうか。

また、「平服」「私服」「自由」と案内された場合でも迷いますよね。

本記事では、内定式の服装で印象を下げないよう、男女別でコーデ例やポイントを紹介します

ぜひ、本記事を参考にしながら内定式に合った最適なスタイルを準備してくださいね!

内定式の服装は「指定なし」でもスーツを着用するのが基本!

就活準備に役立つ情報を発信している「リクナビ」によると約8割の就活生がスーツを着用しています。やはり会社主催のフォーマルな場ですから就活生にとってのフォーマルスタイルであるスーツが基本といえるでしょう。

入社前ですから、男性も女性もリクルートスーツでかまいません。リクルートスーツ以外のスーツを着る場合はビジネスシーンにふさわしい色やデザインで選ぶようにしましょう。

「リクルートスーツ」と「ビジネススーツ」の違いは?大きな違いは「素材」です。リクルートスーツは短期間で頻繁に着用することを前提に作られていますから、主に耐久性を重視した素材が使用されています。また、学生が着用するスーツですからコストを抑える目的でシンプルなデザインなのも特徴です。

ここからは、内定式にふさわしいスーツスタイルのコーデ例やポイント男女別で解説していきますので、当日までの準備にお役立てください。

男性の服装コーデ例&ポイント

服装アイテム 服装ポイント
スーツ ・色は黒、濃いネイビー、濃いグレー
・ジャケットの一番下のボタンは外しておく
シャツ ・色は白無地
・襟はレギュラーカラー
・ボタンは白や半透明のもの
・ボタンを留めて指1本が入るくらいの首周り
・インナーには白無地やベージュを合わせる
ネクタイ ・色は黒と白以外で派手すぎないもの
・柄は無地、ストライプ、チェック、小紋など上品なもの
ベルト ・革製かフェイクレザーのシンプルなもの
・靴の色に合わせてバランスも考える
・色は黒やブラウンなど落ち着いたもの
・デザインはプレーントゥ、ストレートチップ、内羽根がベター
・革製のフォーマルなもの
靴下 ・黒、ネイビー、グレーなどスーツに合わせる
・無地で柄や透け感のないもの
バッグ ・シンプルな黒のビジネスバッグ
・A4サイズの書類が入れられる大きさ
・床に置いても倒れず自立する

女性の服装コーデ例&ポイント

服装アイテム 服装ポイント
スーツ ・色は黒、濃いネイビー、濃いグレー
・ジャケットのボタンはすべて留める
ボトムス ・ジャケットに合わせたパンツかスカート
・スカートの場合…立姿勢で膝が隠れる長さ、座姿勢で膝上5cm程度の長さ
・パンツの場合…かかとに裾が少しかかる程度の長さ
・パンツ着用のときは「ベルト通し」があるものを選ぶ
ブラウス ・色は白無地
・襟はレギュラーカラーかスキッパーカラー
・ボタンは白や半透明のもの
・インナーには白無地やベージュを合わせる
ストッキング ・色はヌーディベージュ、シアベージュなどナチュラルなもの
・デザインは無地で柄や網目、装飾のないシンプルなもの
ベルト ・革製かフェイクレザーのシンプルなもの
・バックルが小さめで細身のシンプルなもの
・靴の色に合わせてバランスも考える
パンプス ・色は黒で革製か合皮のシンプルなもの
・ヒールの高さは3〜5cm程度がベスト
・歩きやすくて疲れにくいもの
アクセサリー ・控えめでシンプルなもの
・各箇所1個までに抑える
※着けなくてもよい
バッグ ・シンプルな黒のビジネスバッグ
・A4サイズの書類が入れられる大きさ
・床に置いても倒れず自立する

内定式の服装が「平服」「私服」の指定ならオフィスカジュアルがベスト!

内定式の服装を指定されて悩むのが「平服」や「私服」といったスタイルではないでしょうか。たとえば「普段着でいいの?」と戸惑うかもしれませんが普段着のことではありませんので気をつけましょう。

平服や私服を指定されたら「オフィスカジュアル」でコーディネートするのがベスト。もし「ビジネスカジュアル」と指定された場合でも同じようなスタイルでかまいません。

「オフィスカジュアル」や「ビジネスカジュアル」ってどんな服装?* ジャケット「あり」が基本。
*いわゆる「きちんと感」を外さない。
*露出や装飾を控えた上品な装い。

ここからは、内定式の場で失礼のないオフィスカジュアルのコーデ例とポイント男女別で解説していきますので、これからの服装選びにお役立てください。

男性の服装コーデ例&ポイント

服装アイテム 服装ポイント
スーツ ・色は黒、濃いネイビー、濃いグレー、濃いブラウンなどのダークカラー
・柄のない無地か、ピンストライプかグレンチェックなどの控えめな柄物
※ジャケットとボトムスは「色違い」「素材違い」でもよい
シャツ ・色は白無地のほかブルー系、グレー系の淡いもの
・上品なものならノーカラーやポロシャツ、Tシャツでもよい
・シャツに透けないインナーを選ぶ
ネクタイ ・着用の場合はシャツやジャケットに合わせた上品なもの
・会場や内容によってはノーネクタイでもよい
ベルト ・革製かフェイクレザーのシンプルなもの
・靴の色に合わせてバランスも考える
・色は黒やブラウンなど落ち着いたもの
・シンプルなビジネスシューズかローファー
・革製のフォーマルなもの
靴下 ・黒、ネイビー、グレーなどパンツに合わせる
・無地で柄や透け感のないもの
バッグ ・シンプルな黒のビジネスバッグ
・A4サイズの書類が入れられる大きさ
・床に置いても倒れず自立する

女性の服装コーデ例&ポイント

服装アイテム 服装ポイント
ジャケット ・色は黒、ネイビー、グレー、ブラウンなどのダークカラー
・テーラードジャケット、ノーカラージャケットなど上品なもの
ボトムス ・黒、白、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウンなどジャケットに合わせる
・スカートの場合…フレア、ボックスプリーツなど膝下より長いもの
・パンツの場合…スラックス、フルレングスパンツ、クロップドパンツなど
※セットアップでなくてもよい
トップス ・白や淡い色のシャツ、ブラウス、カットソー
・上品なデザインならノーカラー、リボン付きでもよい
・トップスに透けないインナーを選ぶ
ストッキング ・色はヌーディベージュ、シアベージュなどナチュラルなもの
・デザインは無地で柄や網目、装飾のないシンプルなもの
ベルト ・革製かフェイクレザーのシンプルなもの
・バックルが小さめで細身のシンプルなもの
・靴の色に合わせてバランスも考える
※使わなくてもよい
パンプス ・ジャケットやボトムスに合わせたシンプルなもの
・ヒールありの場合は3〜5cm程度のもの
・上品なものならローヒール、ノーヒールでもよい
アクセサリー ・控えめでシンプルなもの
・各箇所1個までに抑える
※着けなくてもよい
バッグ ・シンプルな黒のビジネスバッグ
・A4サイズの書類が入れられる大きさ
・床に置いても倒れず自立する

内定式の服装が「自由」でも「普段着」で出席しないこと!

主催企業の社風や内定式のテーマによっては「自由」な服装を案内されるケースもあります。もちろん「自由」=「普段の服装でよい」という意味ではありませんから、ビジネスシーンで悪目立ちしないよう気をつけましょう。

「自由」な服装で大切なことは?* ジャケットの着用は会場やテーマによって判断する。
*あくまでも「きちんと感」を意識する。
* どうしても服装に迷ったら担当者に確認すること。

ここからは、内定式で悪目立ちしないために「自由」な服装スタイルのコーデ例とポイント男女別で解説していきますので、「普段着」との違いに着目しながら参考にしてください。

男性の服装コーデ例&ポイント

服装アイテム 服装ポイント
ジャケット ・色は黒、ネイビー、グレー、ブラウンなどの落ち着いたカラー
・コットン、リネン、コーデュロイなどのカジュアル系でもよい
※着用なしの場合もあり
パンツ ・色は黒、ネイビー、グレー、ブラウンなどの落ち着いたカラー
・フォーマル度が高いのはスラックス、カジュアル感があるのはチノパン
※ジャケットとセットアップでなくてもよい
トップス ・シャツ、ポロシャツ、セーターなどシンプルなもの
・色はジャケットやボトムスに合わせた上品なもの
・無地かワンポイントありのシンプルなデザインのもの
・ノーカラーシャツ、ボタンダウンのカジュアルシャツでもよい
ネクタイ ・会場やテーマに合わせて着用を考える
・ジャケット「なし」でネクタイ「あり」でもよい
ベルト ・革製かフェイクレザーのシンプルなもの
・靴の色に合わせてバランスも考える
・色は黒やブラウンなど落ち着いたもの
・シンプルな革靴かローファー
靴下 ・黒、ネイビー、グレーなどパンツに合わせる
・無地で柄や透け感のないもの
バッグ ・シンプルな黒のビジネスバッグ
・A4サイズの書類が入れられる大きさ
・床に置いても倒れず自立する

女性の服装コーデ例&ポイント

服装アイテム 服装ポイント
ジャケット ・色は黒、ネイビー、グレー、ブラウンなどのダークカラー
・テーラードジャケット、ノーカラージャケットなど上品なもの
※着用なしの場合もあり
ボトムス ・黒、白、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウンなど落ち着いたカラー
・スカートの場合…フレア、ボックスプリーツなど膝下より長いもの
・パンツの場合…スラックス、フルレングスパンツ、クロップドパンツなど
※セットアップでなくてもよい
トップス ・ボトムスに合わせたシャツ、ブラウス、カットソーなど
・上品なものならノーカラー、リボン付き、フリル付きでもよい
・トップスに透けないインナーを選ぶ
ストッキング ・色はヌーディベージュ、シアベージュなどナチュラルなもの
・デザインは無地で柄や網目、装飾のないシンプルなもの
ベルト ・革製かフェイクレザーのシンプルなもの
・バックルが小さめで細身のシンプルなもの
・靴の色に合わせてバランスも考える
※使わなくてもよい
パンプス ・ジャケットやボトムスに合わせたシンプルなもの
・ヒールありの場合は3〜5cm程度のもの
・上品なものならローヒール、ノーヒールでもよい
アクセサリー ・控えめでシンプルなもの
・各箇所1個までに抑える
※着けなくてもよい
バッグ ・シンプルな黒のビジネスバッグ
・A4サイズの書類が入れられる大きさ
・床に置いても倒れず自立する

内定式の服装で注意したい「NG」なマナーとは?

どのような服装であっても、着こなしマナーが「NG」だと内定式での印象を下げてしまいます。ここでは注意したいマナーを紹介しますので、当日の装いの参考にしてください。

◆これはNGマナー!

・シワシワ、ヨレヨレな見た目。
・ブカブカ、ピチピチなサイズ感。
・ジャケットに付いたフケやホコリ。
・肩や胸元、足元の過度な露出。
・デニムやパーカーなどのカジュアルファッション。
・スニーカーやサンダルなどのカジュアルシューズ。
・リュックサックやボディバッグなどのカジュアルバッグ。
・派手なデザインの時計やファッション小物。
・メイクやネイル、香水での過度なオシャレ。
・明るすぎるヘアカラーや長すぎる前髪。

とにかく「清潔感」や「きちんと感」を外さず、ビジネスの場であるということを意識していればNGマナーは回避できますので気をつけましょう。

まとめ

内定式の服装に迷ったら、「指定なし」であってもスーツを基本に着用しましょう。リクルートスーツでなくてもかまいませんが、落ち着いた色や控えめなデザインをポイントに選ぶことが大切です。

本記事では、内定式の服装選びの参考になるよう、「スーツスタイル」のほか、「オフィスカジュアル」や「ビジネスカジュアル」といったコーデ例も紹介しました。また、服装を「自由」と案内された場合の服装についてもコーデ例やポイントをまとめましたので、ぜひ、参考にしてくださいね!

内定式については流れや事前準備など基礎知識が詳しく書かれた記事もありますので、よければ合わせてお読みください!

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