社内イベントの企画アイデア&ユニークな事例20選!成功させるポイントも解説!

社内イベントの企画にお悩みでしたら、アイデア例ユニークな事例を参考にされてはどうでしょうか。

本記事では、社内イベントが盛り上がるよう実施のメリット企画から開催までの流れを紹介します。

また、初めて社内イベントを任された方でも上手くいくよう、イベントを成功させるためのポイントも解説。

ぜひ、本記事を参考にしながら、素敵な企画で参加者に喜ばれるイベントをプロデュースしてください。

社内イベントを実施するメリット

ここでは、社内イベントによって得られるメリットを紹介していきますので、これからの企画にご活用ください。

部署や立場を超えたコミュニケーションが図れる

通常の業務では限られた社員としか関れないものですが、社内イベントの中では部署や立場などを超えたコミュニケーションが図れます。社内イベントによって生まれた関係性はイベント後の職場でも新しいコミュニケーションを生み、結果的に社員同士の連携を深めたり、組織における人間関係強化につながったりすることでしょう。

社員のモチベーションアップにつながる

社内イベントで日常の業務では味わえない「楽しさ」や「おもしろさ」を得ることは、社員にとってES(従業員満足度)の向上になります。社内イベントがよい気分転換となり、「この会社で働けてよかった」「これからも頑張ろう」といった社員のモチベーションアップが期待できます。

企業への理解や愛着が深められる

社内イベントにおける交流や体験、情報共有などで企業への理解や愛着を深められるのも大きなメリット。既存社員のモチベーションエンゲージメントが向上するだけでなく、社内イベントの様子を今後の採用予定者への発信に活用すれば求職者を増やすことにも効果を発揮するでしょう。

【定番】盛り上がる社内イベントの企画アイデア10選

ここでは、開催しやすい定番の社内イベントを紹介しますので、目的やテーマ、自社のメンバーに合わせた企画の参考にしてください。

飲み会

ビジネスシーンでは「飲みニケーション」という言葉があるように、職場におけるコミュニケーション活性を目的に開催されることの多い飲み会。お店の予約だけしておけばいいので企画としては簡単です。ただ、Z世代などの若手社員には会社の飲み会が苦手という意見も少なからずあるため、お店選びや途中退席のしやすさなど工夫しながら企画するようにしましょう。

社内表彰イベント

社員のモチベーションアップに効果的な表彰イベント。業績や販売実績といった「数」で評価するだけでなく、接客の質や新人育成力など、いろいろな部門を設けて日頃の功績を認めれば、より多くの社員を対象にできます。たとえば部下から上司を表彰するというようなユニークなアイデアを取り入れるのもおすすめです。

シャッフルランチ

部署や立場を超えたグループでランチを取るのがシャッフルランチ。就業時間内での実施となると社員が参加しやすいメリットもあります。ただ食事をするだけでもコミュニケーションは図れますが、アイスブレイクになる自己紹介を考えたり、くじ引きでトークテーマを決めたりなど、ゲーム的な要素を導入しても会話が弾みやすくなるでしょう。

バーベキュー大会

いつもの飲み会とは違った雰囲気で飲食を共にするのも社員のリフレッシュに効果的です。自然に囲まれた開放的なシチュエーションが参加者をリラックスさせ、活発なコミュニケーションつながるでしょう。買い出しも片づけも不要な手ぶらバーベキューを提供しているスポットもあるので、準備に時間が割けない場合はおすすめです。

社内運動会

古くから社内イベントとして親しまれているのが運動会。準備に時間と人員がかけられる企業にとっては、チームワーク達成感リフレッシュなどが得られる絶好の機会となるでしょう。小規模なイベントとして楽しむなら、フットサルやバレーボールといった単体のスポーツを取り入れるのもおすすめ。

会社クイズ

どれだけ会社について知っているかを競う会社クイズ。会社の歴史や企業理念といったフォーマルなテーマから、社長の趣味や好きな食べものといったカジュアルなテーマまで、どのような問題を出すかでも盛り上がりに差がつきます。優勝者に表彰状や賞品を授与するようにして参加率を上げるのもおすすめ。

ワークショップ

参加者にモノづくりなど体験型イベントで楽しんでもらうのがワークショップ。自社にまつわるものでもかまいませんし、まったく業種の違うテーマを取り入れてもかまいません。高役職の方から中堅社員や若手社員にレクチャーするという形にすると立場を超えたコミュニケーションにもつながります

社内マルシェ

社内を「市場」に見立て、フリーマーケットや出店など学園祭のような雰囲気で楽しんでもらうのが社内マルシェ。社員の家族に参加してもらう場合にもおすすめな企画です。各ブースを部署や年代を超えたランダムなメンバーに運営してもらうとコミュニケーションの幅が広がります

グループワーク

数人ずつのグループに分かれてゲームやミッションに取り組むグループワーク。社内報を制作したり、謎解きゲームで競ったり、社内イベントの目的やテーマに合わせた企画を練りましょう。部署や年代を超えたグループ編成にしてコミュニケーションを活性化するのも社内イベントならではの楽しみ方です。

ファミリーデー

社員の家族を招待して家族単位で楽しんでもらうのがファミリーデー。お仕事体験や社内見学、自社製品を使ったワークショップなどを企画すると、企業への理解を深める機会にもなります。社員にとっても家族から応援してもらいやすくなるため、仕事へのモチベーションアップにもつながるでしょう。

【ジャンル別】ユニークな社内イベントの事例7選

ここでは、実際に行われている社内イベントの事例をジャンル別で紹介します。自社の業界にしばられないユニークなアイデアも参考になるので、これからの企画にお役立てください。

ヘルス系の社内イベント

ここでは、社員の健康をテーマにした社内イベントの事例を紹介します。

体力測定ゲームの無料体験会

ウェルネスサポート事業を展開している心幸ホールディングス株式会社では、社内交流イベントの無料体験会を実施。専用の機械に乗るだけで筋肉量などがわかる「からだスキャン」やAIが未来姿勢を分析してくれる「姿勢測定」などの体力測定ゲームをオフィスにデリバリーすることで、参加者間のコミュニケーションを促進したり、組織の一体感を活性化したりしています。

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グルメ系の社内イベント

ここでは、グルメをテーマに趣向を凝らした社内イベントの事例を紹介します。

社内工場で開催した春の食文化祭

産業用パンチングメタルを製造している奥谷金網製作所パンチングマンでは、全社挙げて「春の食文化祭」を開催。部署ごとの屋台のほか、海外からの多様なメンバーによる多国籍の屋台を設置し、「一番おいしかった屋台に投票する」といったコンテスト形式で社内イベントを盛り上げました。日頃は交流のないメンバー同士のコミュニケーションも図れたようです。

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地元の食文化を楽しみながら被災地支援

デザインで事業開発やクリエイティブ開発などの企業活動をサポートする株式会社コンセントでは被災地支援の一環として、「石川県の食文化を楽しむ社内イベント」を開催。地元の鮮魚店にも協賛してもらい、石川県の本格グルメを堪能されたようです。

コンテスト系の社内イベント

ここでは、コンテストで社員を盛り上げるオリジナルイベントの事例を紹介します。

代表者の名を冠した恒例イベント

エンジニアリング・コンサルティング会社のArup Tokyoでは、新入社員を対象にモデリングツールやビジュアルプログラミング言語を使ったコンテストを実施。イベント名に代表者の名前を冠しているため、社員から親近感をもたれそうですね。新入社員のスキルアップも期待できます。

エンタメ系の社内イベント

ここでは目的に沿ってエンタメを導入した社内イベントの事例を紹介します。

顧客サービスにつなげるためのミュージカル観覧

建設・エネルギー業界で活躍する株式会社ライズ&カンパニーでは、顧客サービスに活かす目的で一流ミュージカルを観賞。中途社員がイベントを企画したことも注目すべき点です。トップダウンで実施されるイベントが効果的なケースもありますが、ボトムアップで運営されるイベントで社員のモチベーションアップを図るのも参考になります。

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映画館を貸し切っての社員総会でチームビルディング

スペースマーケットは、会議や撮影、イベントなどに利用できる個性豊かなスペースを提供している企業です。そんな「スペース」のプロが企画したのは、映画館を貸し切って行う社員総会です。「会社の目線合わせとチームビルディング」を目的に、表彰式や謎解きクイズ、10周年記念ロゴ発表、ユーザーからのメッセージ動画発表などを実施しました。

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ハロウィーン仮装大会を福利厚生に活用

人材サービスを提供している株式会社エントリーでは、「社員のモチベーション向上」や「物価高騰に対する不安の払拭」を目的としたハロウィーン仮装大会を開催。全国の従業員が社内SNSに投稿した仮装を「優秀賞」「特別賞」で評価し、社員に“仮装手当”として賞金を支給するコンテスト形式で実施しました。

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【オンライン版】リモートでの社内イベント事例3選

ここでは、オンラインを使って実施されたリモートでの社内イベント事例を紹介します。

ハイブリッド型イベント

システムインテグレーターのセゾン情報システムズが実施したのは、オフィスとオンラインのハイブリッド型イベント。全国規模の企業や社員数の多い企業など、全社員が一堂に会するのが難しいケースで活用できるスタイルです。

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オンラインゲーム

ソフトウェアの受託開発を行っている株式会社ネットワークテクノスでは、オンラインでの社内イベントで麻雀ゲーム人狼ゲームを実施。社員同士のコミュニケーション活性が期待できるだけでなく、イベントの様子を録画しておけば会社説明会や内定者懇親会などで紹介もできますね。

ビブリオバトル

ソフトウェア開発会社のエプソンアヴァシスでは、おすすめ本を紹介し合ってチャンプ本を決めるビブリオバトルというコミュニケーションゲームを社内イベントとして実施。プレゼン中はチャット欄もにぎわったようで、おすすめ本をオンラインストアで即買いしてしまった参加者もいたようです。

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社内イベントの企画から開催までのステップ7つ

せっかくのアイデアが生かせるよう、社内イベントは流れに沿って運んでいきましょう。

ここでは、企画から開催までの流れを7つのステップで紹介します。

社内イベントの目的を設定する

社内イベントで「なにを得たいのか」「どのような組織にしたいのか」など目的を設定することで企画の方針が固まりやすくなります。目的を達成するために「コミュニケーションを重視する」、あるいは「社員を心身ともにリフレッシュさせる」などテーマを掲げて企画を立案していきましょう。

イベント運営チームを立ち上げる

社内イベントの運営に必要な作業は多岐に渡るため、チームを立ち上げて役割分担しながら進めましょう。チームを部署や年代の垣根を超えて性差なく多様なメンバーで編成すると、イベントに向けたアイデアが幅広く豊富に掘り起こせます

イベントの開催日時を決める

より多くの社員に参加してもらえるよう、また、業務に支障をきたさないよう、イベントに応じた最適な開催日時を選びます。場合によっては二部制にしたり、出入り自由にしたりなど工夫して、イベントへの参加率アップも考慮しましょう

イベントの内容を決める

社内イベントの目的やテーマに沿って内容を決めます。ただ親睦を深めるだけなら「飲み会」や「ランチミーティング」でも十分ですが、チームビルドや社員のスキルアップなども狙うなら「グループワーク」や「ワークショップ」などで充実させたいところ。社員の家族も招待するなら「ファミリーデー」や「職場見学ツアー」などで特別感を出すのもよいでしょう。

イベントに必要な準備をする

イベントに必要な準備は運営チームで分担しながら進めましょう。

・会場の手配、会場との連絡など。
・備品や景品、飲食物の手配など。
・プログラムや進行表の作成など。
・会場の設営、各種機器のテストなど。

イベント内容を告知する

イベントの詳細が決まり次第、社内メールやチャットツールなど通常の連絡方法を活用して社員に告知しましょう。参加賞や景品などがあるなら参加メリットとして強く打ち出したり、参加者にしかわからない当日のお楽しみで参加意欲を高めたりすると参加率アップにつながります

イベント終了後にレポートを作成する

次回の社内イベントに活かすため、また、顧客や採用予定者など社外の方々へのアピールに活用するため、イベント終了後はレポートを作成しましょう。運営メンバーで良かった点改善点をまとめるほか、参加者から感想アンケートを集めてもいいでしょう。

社内イベントを成功させるためのポイント6つ

せっかく社内イベントを企画するなら「成功」に向けて詰めていきましょう。

ここでは、社内イベントを成功させるため6つのポイントを紹介しますので、これからの企画に活かしてください。

社員同士のギャップを考慮する

社員の間には年代や性別、立場、職歴などのギャップがあり、それぞれに考え方が違って当然です。イベントの企画が偏らないよう、まず運営チームのメンバーを幅広い属性でピックアップし、多用な意見を取り入れながらイベント内容を決めていきましょう。

イベントへの参加メリットを社員に伝える

社内イベントの参加率を上げるため、社員に参加するメリットを伝えましょう。たとえば豪華賞品や便利グッズの参加賞、あるいはイベント当日に振る舞うランチスイーツなど、社員が参加したくなるような特典を考えることがポイントです。

進行表やプログラムを作成する

運営側のミストラブルを防ぐため、また、参加者へのインフォメーションとしても進行表やプログラムがあると便利です。運営側のものには各スケジュールの担当者や注意点などを書き込んだり、参加者用のものにはイベント気分を盛り上げるイラストや画像を挿し込んだり分けて作成するのもポイント

イベントの案内を繰り返し行う

イベントの案内は1か月前、2週間前、1週間前、3日前、前日と繰り返し行いましょう。定期的なリマインドによって参加者の気持ちを高められますし、最初の案内で参加を迷っていた社員への参加意欲も促進できます

イベント終了後にアンケートを取る

イベント終了後は参加者からアンケートを取って次回のイベント企画に活用しましょう。たとえば「イベントの感想をお聞かせください」という漠然とした質問より、「イベントに参加して良かった点はなんですか?」「イベント中に不便を感じたことはありますか? それは何ですか?」など、具体的な質問を設定すると参加者も答えやすいですし今後の改善点も見つけやすくなります

必要に応じて代行会社に依頼する

もし「イベント運営をしたことがないので不安だ」「大規模な社内イベントなのでクオリティにこだわりたい」という場合はイベント代行会社に依頼するのもおすすめ。代行会社は専門的な技術や機材も備えていますから、費用はかかりますがサポート内容を限定すれば社内で運営するより予算が抑えられることもあります。

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まとめ

社内イベントは、メリットアイデア例ユニークな事例を参考に企画しましょう。

本記事では、社内イベントが盛り上がるよう企画から開催までの流れを7つのステップで、成功のためのポイントを6つにまとめて紹介しました。

ぜひ、本記事を活用にしながら、盛り上がる社内イベントを企画して社員間のコミュニケーション活性や社員のモチベーションアップにつなげてください。