歓迎会の新人挨拶を新入社員・第二新卒者・中途採用者「本人」が行うときの例文とポイント

新入社員や第二新卒者、中途採用者などを迎える歓迎会では、どのように挨拶すればいいのでしょうか。

いわゆる「新人」とされる立場ですから、ふさわしい挨拶で先輩社員・既存社員に迎えられたいものですね。

 

この記事でわかること!
  1. 新人歓迎会で「本人」が挨拶するタイミングとポイント
  2. 新人歓迎会で「本人」が挨拶するときの基本構成と例文
  3. 新人歓迎会で「本人」が挨拶するときの好ましいマナー

このような、新人歓迎会での挨拶にまつわる課題を本記事で解決しましょう!

新人歓迎会で「本人」が挨拶するときのタイミング

新人歓迎会で挨拶をするにあたり、まずは挨拶のタイミングを確認しておきましょう。

  1. 開会宣言
  2. 代表者の挨拶
  3. 新人社員の紹介
  4. 乾杯の挨拶
  5. 食事・歓談
  6. 新人社員の挨拶
  7. 先輩社員の挨拶
  8. 締めの挨拶
  9. 閉会宣言

このように、新人社員の紹介が先にあり、食事や歓談で場が和んできてから挨拶するのが一般的です。

ただし、飲食をともなわない場合や特別なイベントを行う場合など、歓迎会の内容によってタイミングは異なります。

どのタイミングであっても落ち着いて挨拶できるよう、しっかりと話すことをまとめておきましょう。

新人歓迎会で「本人」が挨拶するときのポイント

ここでは、新人歓迎会で挨拶をするときのポイントを確認しておきましょう。

  • ●わかりやすく簡潔にまとめる
  • ●明るく笑顔でハキハキと話す
  • ●適切な言葉を選んで挨拶する

それぞれのポイントについて解説します。

わかりやすく簡潔にまとめる

新人歓迎会での挨拶は、わかりやすく簡潔にまとめて聞き手に伝わりやすくしましょう。

また、その後のコミュニケーションを図りやすくするため、人柄が伝わるような自己紹介や自己アピールをすることもポイントです。

明るく笑顔でハキハキと話す

歓迎会での挨拶は面接や面談とは違いますので、明るく笑顔でハキハキと話すようにしましょう。

どうしても緊張する場合は、笑顔で聞いてくれている先輩社員や入社前から交流のある既存社員などと目を合わせると落ち着いて話せるかもしれません。

適切な言葉を選んで挨拶する

いくら歓迎会がカジュアルな雰囲気であっても、新人社員として適切な言葉遣いを心がけましょう。

たとえば語尾は「です・ます調」で統一し、丁寧な印象になるよう意識します。

また「拝見しました」「ご教示ください」といった謙譲語で、新人社員らしい謙虚な言葉を選ぶのもポイントです。

ふさわしい敬語の使い方については、便利なチェックツールをご活用ください。

新人歓迎会で「本人」が挨拶するときの基本構成

新人歓迎会での挨拶は、以下のような基本構成に沿ってまとめると伝わりやすくなります。

  1. 歓迎会開催へのお礼
  2. 簡単な自己紹介
  3. 会社や先輩社員への思い
  4. 今後の抱負や決意
  5. 締めくくりの一言

それぞれの項目ごとに例文も紹介しますので、挨拶のポイントをつかんでいきましょう。

(1)歓迎会開催へのお礼

挨拶の冒頭で、歓迎会を開催してもらったことへのお礼を一言述べます。

本日は、私(私たち)のためにこのような場を設けていただき、ありがとうございます。

(2)簡単な自己紹介

自己紹介では、名前や配属先、前職などを簡単に述べます。

○月○日より○○部に配属されました、○○と申します。
○○では○○に所属し、○○について取り組んでおりました。

(3)会社や先輩社員への思い

会社の理念や企業文化への共感、先輩社員への印象や所感を述べます。

こちらの会社への入社を切望したのは、○○という企業理念に共感したためです。
また、入社前オリエンテーションでは先輩方に親切にサポートいただけて多くを学べました。

(4)今後の抱負や決意

今後の抱負では、仕事における具体的な目標や新人社員としての決意などを明確に述べます。

これまで取り組んできた○○の経験を生かしながら、○○の分野で貢献できるよう励んでまいります。

(5)締めくくりの一言

挨拶の締めくくりでは、先輩社員や既存社員、上司に向けて指導や協力へのお願いを一言述べます。

まだ慣れないことばかりで至らぬ点もあるかと思いますが、まずは与えられた業務を着実に遂行しながら仕事への理解を深め、会社の一員として一日も早く貢献できるよう努力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

新人歓迎会の挨拶では、基本構成に沿ってポジティブな表現を意識することも大切なポイントです。

新しい環境への不安や仕事への自信のなさといったネガティブな発言をしないよう心がけましょう。

新人歓迎会で「新卒の新入社員」が挨拶するときの例文

新卒の新入社員は、社会人経験がほとんどない「新人」ですので、社会人としての基礎や学生時代の経験などをテーマにした挨拶をしましょう。

短めの簡単な挨拶

事前に「簡単に」「一言ずつ」などと短めの挨拶を求められた場合は、基本構成に沿って各項目を一文程度でまとめましょう。

本日は、私たち新入社員のために、このような場を設けていただき、ありがとうございます。

○月○日より○○部に配属されました、○○と申します。

先輩方のお話をお伺いし、皆様とともにお仕事させていただけることを大変光栄に思います。

何事にも主体的に取り組んでいきたいと思いますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

一般的な基本の挨拶

挨拶の時間を指定されていない場合は、基本構成に沿って長すぎず短すぎない「1分(300~350文字程度)」を目安にまとめましょう。

本日は、私たち新入社員のために歓迎会を開いていただき、ありがとうございます。

○月○日より○○部に配属されました、○○と申します。
大学時代は○○業界でのアルバイト経験がありますので、会社での○○においてもお役に立てれば幸いです。

また、こちらの会社の○○○○という企業理念に大変共感しておりますので、自分自身の仕事の指針として心がけてまいりたいと考えます。

本日の歓迎会では、先輩方から激励の言葉をいただき、これから先輩方とともに学びの多い環境で働けることに大きな期待を抱いています。

社会人としてはまだ未熟で至らぬ点もあるかと思いますが、まずは仕事や社内ルールへの理解を深め、与えられた業務を確実にやり遂げることを目標といたします。

失敗を恐れず何事にも積極的に取り組んでまいりますので、どうぞご指導のほど、よろしくお願いいたします。

ユーモアのある面白い一言

新卒の新入社員という立場でユーモアのある面白い一言を加えるとしたら、学生時代のエピソードを軸にして人柄や価値観が伝わるようにしましょう。

例:つい先月まで○○でアルバイトをしていたのですが、常連のお客様から「神店員」と呼ばれるほど○○には自信があります。

新人歓迎会で「第二新卒の社員」が挨拶するときの例文

第二新卒の社員は、新卒で就職した会社を3年以内に退職して転職をした「新人」ですので、前職での経験や転職動機などをテーマにした挨拶をしましょう。

短めの簡単な挨拶

事前に「簡単に」「一言ずつ」などと短めの挨拶を求められた場合は、基本構成に沿って各項目を一文程度でまとめましょう。

本日は、私のために、このような場を設けていただき、ありがとうございます。

○月○日より○○部に配属されました、○○と申します。

前職では○○に従事しておりましたが、そのときの○○の経験が生かせるこちらの会社でお仕事させていただけることは大変光栄です。

慣れないこともありお世話をかけるかもしれませんが、一日でも早く戦力になれるよう努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

一般的な基本の挨拶

挨拶の時間を指定されていない場合は、基本構成に沿って長すぎず短すぎない「1分(300~350文字程度)」を目安にまとめましょう。

本日は、私のために、このような場を設けていただき、ありがとうございます。

○月○日より○○部に配属されました、○○と申します。
前職で○○に従事しておりましたので、こちらの会社では○○の分野で貢献できるのではないかと自負しております。

また、こちらの会社の○○○○という企業理念に大変共感しておりますので、このたびの転職を機に初心に戻り、自分自身の仕事の指針として日々心がけてまいりたいと考えます。

本日の歓迎会では、皆様の体験談や将来ビジョンなどをお伺いでき、私自身、今後の目標や人生プランの参考になりました。

慣れないこともありお世話をかけるかもしれませんが、一日でも早く戦力になれるよう努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ユーモアのある面白い一言

第二新卒の社員という立場でユーモアのある面白い一言を加えるとしたら、前職や社会人経験でのエピソードを軸にして人柄や価値観が伝わるようにしましょう。

例:前の職場では会社のSNSを担当していた時期があったのですが、ユーザーの方から「神ポスト過ぎてブックマークしました!」とDMをいただきガチ泣きしてしまいました。

新人歓迎会で「中途採用の社員」が挨拶するときの例文

中途採用の社員は、一定の就業経験のほか、専門分野でのスキルやキャリアなどをもつ「新人」ですので、前職での経験や転職動機、得意分野などをテーマにした挨拶をしましょう。

短めの簡単な挨拶

事前に「簡単に」「一言ずつ」などと短めの挨拶を求められた場合は、基本構成に沿って各項目を一文程度でまとめましょう。

本日は、私のために、このような場を設けていただき、ありがとうございます。

○月○日より○○部に配属されました、○○と申します。

前職の○○業界では○○を専門に扱っていたため、その経験を生かし、こちらの会社では○○の分野でお役に立てましたら幸いです。

なにかとお世話をかけることもあるかもしれませんが、初心に戻って日々の自己研鑽に励む所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

一般的な基本の挨拶

挨拶の時間を指定されていない場合は、基本構成に沿って長すぎず短すぎない「1分(300~350文字程度)」を目安にまとめましょう。

本日は、私のために、このような場を設けていただき、ありがとうございます。

○月○日より○○部に配属されました、○○と申します。
前職では○○の分野で○○に取り組んでまいりましたので、こちらの会社では○○や○○の発展に貢献できるよう努める所存です。

また、こちらの会社の○○○○という企業理念は、まさに自分自身の仕事における目標そのものですので、このたびの転職を機に初心に戻り、日々の指針として常に心がけてまいりたいと考えます。

本日の歓迎会では、皆様から今後の課題や将来ビジョンをお伺いでき、皆様とともに、切磋琢磨しながら働けることに大きな期待を抱いています。

慣れないこともありお世話をかけるかもしれませんが、一日でも早く戦力になれるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ユーモアのある面白い一言

中途採用の社員という立場でユーモアのある面白い一言を加えるとしたら、前職や専門分野、社会人経験でのエピソードを軸にして人柄や価値観が伝わるようにしましょう。

例:前の職場では社内メールをやり取りすることが多かったのですが、ある社員が「明日の討ち入り(打ち入り)確認よろしくお願いします!」と送ってきたのに対し、自分も「すぐ変身(返信)します!」と、お互いタイプミスしていたことを飲み会の席でよく「肴」にされました。

新人歓迎会で「本人」が挨拶するときのマナー

ここでは、新人歓迎会での挨拶で失敗しないよう気をつけたいマナーについて紹介します。

  • ●身だしなみは清潔で控えめに
  • ●姿勢を意識して好印象に
  • ●挨拶の前後では軽く一礼を

それぞれのマナーのポイントを見ていきましょう。

身だしなみは清潔で控えめに

新人歓迎会には、清潔かつ控えめな身だしなみで参加しましょう。

スーツやシャツにシワはもちろん、靴の汚れ、靴下やストッキングの破れなどがないか気をつけましょう。

会社が主催する社内行事では、メイクや香水、アクセサリーなども過度になりすぎないよう、控えめを心がけることが大切です。

姿勢を意識して好印象に

挨拶をするときは、着席のままでも立つ場合でも、背筋を伸ばして、まっすぐ前を向きましょう。

立ち姿勢で挨拶をする場合は、両手を軽く前で重ねて両足を揃えるのもポイントです。

また、目線は下に向けず、聞き手と目を合わせながら語りかけるように挨拶しましょう。

挨拶の前後では軽く一礼を

どのような体勢であっても、挨拶の前後は軽く一礼をしましょう。

もし、登壇形式で挨拶をする場合は、壇上で全体に向かって一礼します。

また、スピーチ形式で挨拶をする場合は、始める前にマイクの前でも一礼しましょう。

登壇での挨拶やスピーチの後は、マイクの前→全体→重役席と逆順で一礼します。

まとめ

新人歓迎会では3つのポイントを意識しながら挨拶をしましょう。

  • ●わかりやすく簡潔にまとめる
  • ●明るく笑顔でハキハキと話す
  • ●適切な言葉を選んで挨拶する

さらに基本構成に沿ってポジティブな表現を意識しながらまとめることもポイントです。

  1. 歓迎会開催へのお礼
  2. 簡単な自己紹介
  3. 会社や先輩社員への思い
  4. 今後の抱負や決意
  5. 締めくくりの一言

本記事では、新人歓迎会での挨拶に役立つよう、新人社員・第二新卒者・中途採用者と本人の立場別で例文やポイントを紹介しました。

ぜひ、本記事を参考にしながら、入社における立場や持ち時間、会社の風土に合わせたふさわしい挨拶文を考えてくださいね。

尚、新入社員を迎える会社側の挨拶については関連記事がありますので、よければ合わせてご参照ください。

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