【相手別】送別会のお礼メール例文|書き方ポイントや送るタイミングも解説

送別会のお礼をしたくてメールを作成しようとするも、
「うまく書けるかな?」
「一斉送信でいいの?」
「いつまでに送ればいい?」

などとお悩みではありませんか。

本記事では、お礼メールの書き方ポイント送信タイミングのほか、相手別のメール例文を紹介します。ぜひ、本記事を参考にしながら気持ちの伝わるお礼メールを作成してくださいね。

送別会のお礼メールを書くときのポイント

送別会のお礼メールはポイントを踏まえてスマートに作成しましょう。

  • ●わかりやすい件名
  • 基本構成に沿った内容
  • 相手別での作成

それぞれ具体例も挙げながら簡単に解説します。

わかりやすい件名

お礼メールであると相手に気づいてもらうため、件名には「送別会」「名前」を記載して目立たせましょう。

◆件名の例
・本日(昨日)の送別会のお礼(名前)
・送別会ではありがとうございました。(名前)
スルーされやすい件名に注意!たとえば「昨夜は楽しかったです!」「貴重なお時間をありがとうございました。」というような件名だと迷惑メールと誤認させやすいため、必ず送別会と入れるようにしましょう。

基本構成に沿った内容

送別会のお礼メールは基本的な構成に沿って書くとスムーズです。

◆基本構成の例
・送別会のお礼や感想
・在職時の感謝
・今後の抱負や決意
・相手に贈る言葉
メリハリをつけて伝わりやすく!まとまりのない内容だとお礼の気持ちが伝わりづらいので、基本の構成例にあるような項目でメリハリをつけながら書いていきましょう。

相手別での作成

送別会のお礼メールは送る相手に合わせて作成しましょう。お互いの立場や関係性にふさわしいメール内容でお礼するのはビジネスにおけるマナーでもあります。

相手に向けた特別なメッセージを!お礼メールを「幹事」「上司」「社内」「社外」などへ個別で作成すると、より気持ちが伝わる内容になります。たとえば幹事には労いの一言、上司にはお世話になったエピソードと、「その人だけ」に向けたメッセージを添えることがポイントです。
対象者が多い場合の工夫はこれ!あまりにも参加者が多くて一人ずつメールを分けるのが難しい場合は、幹事のほか、挨拶をしてくれた上司や花束贈呈をしてくれた同僚、職務上の関係性が強かった相手など、キーパーソンには個別で作成。ほかの参加者へは一斉送信という形でもよいでしょう。

【相手別】送別会のお礼メールに役立つ例文

ここでは、送別会のお礼メールに役立つ例文を相手別で紹介します。ぜひ、相手との関係性や在職時の出来事などに合わせてカスタマイズしながら、気持ちが伝わるお礼メールを作成してくださいね。

お礼メール例文<幹事宛て>

件名:昨日の送別会のお礼 ○○○○(名前)

○○さん。

お疲れ様です。
○○です。

昨日はお忙しい中、わざわざ送別会を開いていただき、本当にありがとうございました。

これまでの準備や会の進行などをしていただことも重ねてお礼いたします。

おかげ様で思い出に残る楽しいひとときが過ごせました。

また、出される料理はどれもおいしく、○○さんたちの余興も大変楽しませていただきました。

皆さんからの餞(はなむけ)の言葉や花束まで贈っていただき、本当にありがとうございました。

私は来月から○○支店での勤務をスタートさせますが、これまで○○部で培ってきた経験を礎に頑張ってまいります。

これまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。

末筆ながら、○○さんのますますのご活躍とご健勝をお祈りしております。

略儀ではありますが、メールにてお礼を申し上げます。

○○部 ○○○○(名前)

幹事へのお礼で大切なこと!*幹事をしてくれたことへの労いや感謝を伝える。
*送別会内容への率直な感想とお礼の気持ちを述べる。
*相手と共有していたものにからめての抱負や決意を示す。

お礼メール例文<上司宛て>

件名:昨日の送別会のお礼 ○○○○(名前)

○○部長

お疲れ様です。
○○です。

昨日は私のために送別会を開催していただき誠にありがとうございました。

お忙しい中ご参加いただき餞(はなむけ)のスピーチもしていただき、ありがとうございます。

入社当時、主任でいらした○○部長からは日常業務や部署の方針など、仕事の基本を徹底的に教えていただきました。

○年前に販促イベントでミスをしたときは落ち込みもしましたが、温かくフォローしてくださっただけでなく「なぜ」失敗を招いたのか客観的にアドバイスもしてくださり本当に救われました。

これまで私が仕事を主体的に頑張れていたのも、○○部長のお力添えのおかげと心から感謝しています。

私は来月から○○支社へ異動となりますが、新しい職場でも○○部長から教わったことを励みにしながら仕事に取り組む所存です。

また落ちつきましたら近況をご報告したく存じますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

末筆ではございますが、新天地より○○部長のますますのご活躍とご健勝をお祈りしております。

これまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。

略儀ではありますが、メールにてお礼を申し上げます。

○○部 ○○○○(名前)

上司へのお礼で大切なこと!*お世話になった具体的なエピソードをつづる。
*これからも関係がつづく場合は今後のことにも触れながら挨拶をする。
*相手と共有していたものにからめての抱負や決意を示す。

お礼メール例文<社内(部署)宛て>

件名:昨日の送別会のお礼 ○○○○(名前)

○○部の皆様お疲れ様です。
○○です。

昨日はお忙しい中、あのような盛大な送別会を開催していただき本当にありがとうございました。

また、お忙しい中ご参加いただいた上に、餞(はなむけ)の言葉を贈っていただきありがとうございます。

余興で披露していだたいた○○にも感動しましたし、最後は大きな花束までいただき感無量です。

私が入社してからの○年間、皆様には大変お世話になりました。

仕事の基本や社会人としてのマナーはもちろん、人生における大切な考え方など多くのことを教わりました。

入社当時は職場でのコミュニケーションがうまくいかず悩むこともありましたが、いつも皆様に温かく接していただけて感謝しています。

初めて大きなプロジェクトを任されたときも、きめ細かくフォローしてくださったり、適格なアドバイスをしてくださったりと、皆様からの多岐に渡るサポートがあってこそ成果をあげることができました。

ここで改めて心から感謝を申し上げます。

来月からは新天地である○○の分野で○○に挑戦する私ですが、これまで皆様と取り組んできた経験を生かしながら今後も頑張ってまいります。

末筆ではございますが、○○部の皆様のますますのご活躍とご健勝をお祈りしております。

これまで本当にお世話になりました。

略儀ではありますが、メールにてお礼を申し上げます。

○○部 ○○○○(名前)

部署へのお礼で大切なこと!*周囲に支えてもらった具体的なエピソードをつづる。
新しい仕事や職場について触れながら送別後の抱負を述べる。
*相手と共有していたものにからめて今後の決意を示す。

お礼メール例文<社内(同僚)宛て>

件名:昨日の送別会のお礼 ○○○○(名前)

○○○○様

お疲れ様です。
○○です。

昨日はお忙しい中、私のために送別会を開催していただき本当にありがとうございました。

また、お忙しい中ご参加いただいた上に、餞(はなむけ)の言葉を贈っていただきありがとうございます。

同期である○○さんとは入社以来の付き合いですが、今日まで仕事でもプライベートでも大変お世話になりました。

○○さんがいてくれたから、プロモーションイベントの準備や販促活動も楽しく頑張れました。

長期休暇のときは二人で○○や○○などへ旅行したことも楽しい思い出です。

コミュニケーション力に自信がなかった私は職場での人間関係に悩むこともありましたが、○○さんに相談したときいろいろアドバイスしてもらって、どれだけ嬉しかったことか。

来月からは○○支社へ異動になる私ですが、○○さんの前向きな姿勢や建設的な考え方から教わったことを励みに、これからも一生けんめい仕事に取り組んでいきます。

最後になりましたが、○○さんのますますのご活躍とご健勝をお祈りし、略儀ながらメールにてお礼を申し上げます。

本当にお世話になりました。ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。

○○部 ○○○○(名前)

同僚へのお礼で大切なこと!*相手に合わせた親しみある表現で具体的なエピソードをつづる。
新しい仕事や職場について触れながら送別後の抱負を述べる。
*相手と共有していたものにからめて今後の決意を示す。

お礼メール例文<社外宛て>

件名:昨日の送別会のお礼 ○○○○(名前)

株式会社○○○○
○○部 部長 ○○○○様

いつもお世話になっております。

昨日はお忙しい中、私の送別会に駆け付けていただきまして、本当にありがとうございました。

限られた時間ではありましたが、○○部長とお酒を酌み交わしながら業界の現状や今後の展望について語り合えましたことは、大変有意義でした。

○○の分野における造詣が深い〇〇部長におかれましては、仕事のことのみならず貴重なご経験談もたくさんお聞かせいただき、いつもながら感服させられる次第です。

私は来月より○○支社へ異動となりますが、また落ちつきましたら近況をご報告いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

昨日お伝えしました通り、来月からは後任の○○が担当させていただくことになりますが、○○にも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

末筆ではございますが、○○部長のますますのご活躍とご健勝を心よりお祈りしております。

これまで本当にお世話になりました。
講師ありがとうございました。

略儀ながらメールにてお礼を申し上げます。

○○部 ○○○○(名前)

社外へのお礼で大切なこと!*相手から受けた協力や支援について具体的なエピソードをつづる。
*これからも関係がつづく場合は今後のことにも触れながら挨拶をする。
新しい仕事や職場について触れながら送別後の抱負を述べる。

送別会のお礼メールは翌日までに送るのがベスト

送別会のお礼メールは翌日までに送りましょう。深夜でなければ当日でもかまいません。翌日の終業時刻までに間に合えば十分ですが、相手のことを考えて就業時間を外し、朝の通勤時間やランチタイムに合わせてもよいでしょう。

まとめ

送別会のお礼メールは翌日の終業時刻までに送るようにしましょう。

また、お礼メールの作成に役立つポイントもご参照ください。

  • ●わかりやすい件名
  • ●基本構成に沿った内容
  • ●相手別での作成

どの相手に対しても流れに沿ってまとめると、読みやすくて伝わりやすいメールになります。

  • ●送別会のお礼や感想
  • ●在職時の感謝
  • ●今後の抱負や決意
  • ●相手に贈る言葉

本記事では、書き方のポイントや基本構成にのっとり、相手別でのメール例文を紹介しました。

ぜひ、送別会の参加者や参加人数に合わせて適切なお礼メールを作成してください。