成人式後の同窓会|服装や会場選び、幹事の仕事まで基礎まとめ

成人式後の同窓会に向けた準備にお悩みでしたら、幹事さんも参加者さんも本記事をご活用ください!

「成人式後に同窓会を開催するには?」
「成人式後の同窓会の服装やマナーは?」

「成人式後の同窓会幹事はなにをする?」

このように、成人式後の同窓会にまつわる疑問や課題を本記事で解決しましょう。

◆この記事でわかること

  1. 成人式後に同窓会を開催するためのポイント
  2. 同窓会にふさわしい服装や気をつけたいマナー
  3. 事前準備から当日の進行まで同窓会幹事の仕事

ぜひ、本記事をご活用いただき、これからの準備や当日のイベントにお役立てください!

成人式後の同窓会|どうやって「開催」するの?

成人式後の同窓会を開催するためには、3つのポイントに沿った準備が必要です。

  1. 幹事
  2. 時間帯
  3. 会場

それぞれのポイントについて見ていきましょう。

幹事

同窓会の幹事は基本的に「誰」がやってもかまいません。

例:同窓会を「やりたい」と言い出した人
例:クラス委員長や生徒会長を経験した人
例:交友関係が広く仕切るのが上手な人

とにかくリーダーシップがある人やコミュニケーション力の高い人は同窓会幹事に向きます。

ただし、大人数での開催に幹事1名ではハードですから、参加人数に合わせて数名で幹事チームを作りましょう。

同窓会幹事の仕事については成人式後の同窓会|幹事がやるべき「仕事」は?の章で詳しく解説していきますので、これからの準備にご活用ください。

時間帯

成人式は午前中に行われる傾向ですので、同窓会は午後からの開催がよいでしょう。たとえば、昼食をしながらであれば開始は「13時」が妥当ですが、参加者は「着替えなし」での来場となるかもしれません。

もし、夕食に合わせた「17時」や「18時」の開始であれば、式後の着替えや友人との写真撮影、家族との昼食などができるでしょう。

成人式の開催時間は地域によって異なるため、地元の式典に合わせて予定を立てるようにしましょう。

会場

同窓会の会場は以下のポイントを押さえて決めていきます。

・参加人数
・アクセス
・立地・ロケーション
・プログラム内容
・予算

同窓会の規模に応じたキャパで会場を選ばないと、予算オーバーになったり、盛り上がりに影響したりします。

また、式典の会場近くがいいのか、あるいは最寄り駅の近くがいいのかなど、開催時間に合わせたアクセスも考えましょう。

さらに、どのような同窓会にしたいのかといったテーマによって求められるレイアウトや設備が異なるため、プログラムを決めてから会場を選ぶのも重要です。

成人式シーズンは会場が埋まりやすいため、大人数の場合は早めに手配するようにしましょう。

同窓会の会場の決め方については、詳しく書かれた関連記事もご参照ください。

【幹事必見!】同窓会の失敗しない会場の選び方&おすすめ会場8選

成人式後の同窓会|どんな「服装」がいいの? 

同窓会の服装は、会場に合わせて選ぶとコーディネートがスムーズです。

  1. 「ホテル」や「結婚式場」なら華やかドレスアップ
  2. 「カフェ」や「レストラン」ならキレイめカジュアル
  3. 「居酒屋」や「カラオケ」ならラフめカジュアル

それぞれの服装についてイメージやマナーを見ていきましょう。

「ホテル」や「結婚式場」なら華やかドレスアップ

ホテルや結婚式場はフォーマルな会場ですから、上品かつ華やかにドレスアップするのがマナーです。もちろん、スーツや晴れ着など成人式の服装のままでもかまいません。

会場に入るまでに、大きなバッグや荷物、上着などはクロークに預けておきましょう。女性の場合は、小ぶりのパーティーバッグであれば持ち込めます。

「カフェ」や「レストラン」ならキレイめカジュアル

カフェやレストランであっても、キレイめカジュアルで「きちんと感」を意識しましょう。デニムやスウェットなどのカジュアルすぎる服装は控えるのがベターです。

お店によっては上着や荷物を預けられない場合があるため、アウターのボリューム感に気をつけ、大きすぎないバッグに持ち物をまとめておくようにしましょう。

「居酒屋」や「カラオケ」ならラフめカジュアル

居酒屋やカラオケなら、いつもの外出で着るようなラフめカジュアルでかまいません。お店で預かってもらえない場合に備え、アウターのボリューム感やバッグの大きさ、荷物の量などに注意しましょう。

たとえ会場がカジュアルでも、部屋着やジャージなどの普段着はNGです。ドレスコードがあるわけではありませんが、ほかの参加者と比べて悪目立ちしないために控えましょう。

尚、同窓会の「持ち物」については関連記事がありますので、よければ合わせてお読みください。

【男女別】同窓会の持ち物とマナー&おすすめバッグをご紹介

成人式後の同窓会|気をつけたい「マナー」は?

同窓会で失敗しないため、ここでは気をつけたいマナーを確認しておきましょう。

■直前にドタキャンしない!
└会場への支払いに影響するため。
└食事や景品の準備が無駄になるため。
※どうしても参加できないときは、幹事に丁寧にお詫びしましょう。
■同窓会当日に遅刻しない!
└事前に場所やアクセスを確認しておく。
└式後の予定をスケジュール化しておく。
※どうしても間に合わないときは、すぐに幹事に連絡しましょう。
■身だしなみに気をつける!
└どのような服装でも清潔感を意識する。
└式の服装で参加する場合は着崩れを直す。
■お酒を飲み過ぎない!
└体調不良になる可能性がある。
└ケンカや備品の破損につながる。
└泥酔すると会場を盛り下げてしまう。
■同窓会を積極的に楽しむ!
└ゲームや余興や恥ずかしがらずに。
└いろんな参加者と交流してみる。

同窓会の開催には、会場の予約や準備、プログラムの企画などに同窓生の時間と労力が費やされています。

同窓会への参加を伝えたのであれば、ドタキャンや遅刻で迷惑をかけないよう、体調管理や事前のリサーチで対策しましょう。

また、イベントが盛り上がるよう、旧友との旧交を温めたり、進行に沿って思いっきり楽しんだりするのも同窓会の醍醐味です。

成人式後の同窓会|幹事がやるべき「仕事」は?

同窓会幹事の仕事は幅広くあるため、事前の準備から当日の進行までをスケジューリングしながら進めていきましょう。

ここでは、同窓会幹事の基本的な仕事やポイントを紹介しますので、これからの具体的なタスク管理にお役立てください。

企画を考える

どのような同窓会にするのかで会場選びが変わってきますので、まずは同窓会のテーマやプログラムを企画しましょう。

例:食事と歓談が中心ならホテルやレストラン、居酒屋
例:ゲームや余興を楽しむならホテルやイベントスペース
例:先生も招いてフォーマルにするならホテルや結婚式場

当日までの準備を考えると、開催3か月前〜2か月前までには着手するようにしましょう。

もし、数十名以上と大人数の場合は開催6か月前あたりから余裕をもったスケジュールでもかまいません。

同窓会の企画については関連記事がありますので、こちらをご参照ください。

同窓会を盛り上げる企画10選!クイズからチーム対抗ゲームまでアイデア満載

幹事チームを作る

たとえば、10名程度での開催なら幹事1名でも対応できますが、大人数の場合は複数の幹事が必要です。

参加予定人数10名あたり1名の幹事を立てるよう、参加人数に合わせて幹事チームを作りましょう。

また、幹事の仕事を分担して進めるのもポイントです。

会場を手配する

同窓会の開催3か月前〜2か月前までには会場を手配しましょう。大人数の場合は開催6か月前からでもかまいません。

会場を選ぶときは、以下のポイントを踏まえながら候補をしぼりましょう。

・キャパ
・アクセス
・料理ジャンル
・料金
・設備
・利用規約

お店の貸切やホテル、イベントスペースなどの利用には最低保証料金が設定されている場合がありますので注意しましょう。

会費を決める

同窓会の会費は飲食代だけではありませんので、必要な予算に応じて決めていきましょう。

会費の内訳となる一般的なものには以下のものがあります。

・会場費(部屋代、設備使用料など)
・備品代(名札、配布物、装飾など)
・景品(ゲームなどを企画する場合)
・記念品(先生や参加者に贈る場合)
・予備費(延長やドタキャンの対策)

20代の同窓会の会費相場は5,000円~8,000円です。

あまり高くすると参加率が下がりますので、相場の範囲で適切な金額を設定することが大切。

飲食代のほかに「どんな予算を」「どれくらい」追加するかを検討しながら、会費を最終的に決定しましょう。

同窓会の会費の決め方については関連記事がありますので、こちらをご参照ください。

同窓会の会費の決め方《会場別/年代別》相場や必要項目をご紹介

詳細を案内する

同窓会の詳細が決まったら、LINEやメールなどで対象者に案内します。

もし、先生も招待するのであれば、先生への案内は電話や手紙が丁寧です。

案内後は対象者の出欠管理をしますので、開催3か月前〜1か月前には通知するようにしましょう。

また、日程調整や出欠管理に便利なツールを活用するのもおすすめです。

同窓会グループを作る

同窓会に関する連絡をスムーズに周知するため、SNSなどでグループを作りましょう。

また、同窓会当日の写真共有には、専用アプリの通知や招待をすると便利です。

すべての同窓生が漏れなく登録できているか確認することも重要。

もし、成人式後の同窓会に参加できない同窓生がいても、次回以降の案内がしやすくなります。

必要なものを用意する

同窓会の開催までに必要なものを用意しておきましょう。

・名札(大人数の場合)
・景品や記念品
・配布物
・参加者名簿(出欠確認)
・プロジェクター、スクリーン
・釣り銭や集金用の金庫
・映像データ、音響データ

同窓会のプログラムや会場によって準備が異なりますので、事前に必要なものをリストアップしておくのがポイント。

また、景品や記念品、配布物など業者への発注が必要な場合は、開催1か月前には受け取れるよう早めに手配しましょう。

進行表を作成する

同窓会の進行がスムーズになるよう、当日の進行表を作成しておきましょう。

よくある同窓会の流れは以下の通りです。

・開会の挨拶
・先生の挨拶
・乾杯の挨拶
・食事&歓談
・ゲームや余興
・記念撮影
・校歌斉唱
・締めの挨拶
・閉会宣言

同窓会のプログラムや参加人数に合わせ、会場の利用可能時間で進行できるようタイムスケジュールを組むのもポイント。

また、司会者の台本と一体化させておくと司会の盛り上げもしやすくなります。

会場の準備をする

同窓会の開始までに会場準備を整えましょう。

・受付の設置
・機材の動作
・会場の装飾
・備品の確認
・配布物の用意

それぞれの準備を「誰」がやるか役割分担も決めておき、打ち合わせやダブルチェックをすることも大切です。

開始前に受付をする

受付では、会費の徴収や配布物の提供などを行います。参加者名簿を作っておけば、来場確認に便利です。

また、ゲーム企画の事前準備や施設の案内なども必要に応じて行いましょう。

司会者が進行をする

少人数であっても、司会者を立てて進行すると場が盛り上がりますし、予定時間に沿って運べます

司会は幹事が兼務してもかまいませんし、仕切りが得意な同窓生に頼んでおいてもよいでしょう。

会場への支払いをする

同窓会が終わったら、会場へ料金を支払います。翌日以降、参加者に会計報告するため領収書や明細書を受け取るようにしましょう。

会計報告は、SNSなどの同窓会グループを使って収支の内訳などを伝えます。

もし、予算が余った場合は参加者に返金したり、二次会の費用に充てたりするとよいでしょう。

二次会に案内する

一次会だけで満足できない同窓生や一次会に参加できなかった同窓生のため、二次会を準備する場合があります。

二次会の参加者は当日でないと確定しづらいので、いくつか候補をしぼっておくとよいでしょう。

■一次会の会場からアクセスしやすい場所
└徒歩で行ける場所なら移動がスムーズ。
└最寄り駅方面に近づくと帰りやすい。
■一次会の会費より安く利用できる飲食店
└一次会の参加者が参加しやすいため。
└一次会の参加者は飲食料が減るため。
■アミューズメント施設もピックアップ
└カラオケ、ダーツバー、ボウリングなど。
└参加者の急なリクエストに応えられるよう。

尚、同窓会幹事の仕事については関連記事もご参照ください。

同窓会の幹事がやるべき仕事とその流れ|ツールや失敗しないポイントもご紹介

まとめ

成人式後に同窓会を開催するためのポイントは3つです。

  1. 幹事
  2. 時間帯
  3. 会場

本記事では、幹事の仕事や会場の決め方についても紹介しました。

また、同窓会の会場に合わせた服装についてはコーディネートのポイントをご紹介。

  1. 「ホテル」や「結婚式場」なら華やかドレスアップ
  2. 「カフェ」や「レストラン」ならキレイめカジュアル
  3. 「居酒屋」や「カラオケ」ならラフめカジュアル

せっかくの同窓会で失敗しないよう、ドタキャンや遅刻、身だしなみ、お酒の飲みすぎなどのマナーも意識することが大切です。

ぜひ、本記事を参考にしながら、当日までの準備や同窓生との情報共有にお役立てくださいね!