送別会に出席するなら、ふさわしい服装を心がけたいものですよね。
でも、「ふさわしい服装ってどういうもの？」と悩まれる方も多いことでしょう。
本記事では、さまざまな送別会に対応できるよう、服装のポイントやマナーを解説します。
最後までお読みいただければ、きっと、送別会に着ていく服装が決まりますよ！
送別会にふさわしい服装のポイント
送別会に一番ふさわしい格好はTPOによって変わってしまいます。そこで今回は色々なパターンに分けて、ふさわしいポイントを紹介していきます。ご自身が出席される送別会に合わせ、ポイントを押さえましょう。
ドレスコードに従う
送別会によっては、ドレスコードを指定されることがあります。ドレスコードを指定されたら、必ず指定の服装で出席しましょう。
◆ドレスコードと服装の一例（男性）
・カジュアルエレガンス……スーツやセットアップで上品に
・ビジネスタイア……スーツ
・スマートカジュアル……セットアップでもOK
・カジュアル……ジャケットやシャツは必須
・ドレスコードなし……会場に合わせて上品に
◆ドレスコードと服装の一例（女性）
・カジュアルエレガンス……ドレスやワンピースで上品に
・ビジネスタイア……スーツ
・スマートカジュアル……ワンピースやパンツドレス
・カジュアル……キレイめな大人カジュアル
・ドレスコードなし……会場に合わせて上品に
会場に合わせる
送別会の会場は、カジュアルな店から格式の高いホテルまでさまざまです。下記のように、会場によって服装のトーンを合わせましょう。
- 居酒屋・カフェ・レストラン……大人っぽいカジュアルなスタイル
- イベントスペース……華やかで上品なスタイル
- ホテル・パーティー会場……フォーマルでエレガントなスタイル
実際の服装イメージは、この記事の最後に男女別で紹介します。
「送別会におすすめな服装イメージ」をつけるためにもぜひ御覧ください。
時間帯に気を配る
昼の送別会では品を重視し、夜の送別会では華やかさを加えるよう意識しましょう。
ただし、「華やか」＝「派手」ということではなく、あくまでもパーティーに華やかさを出したり、心を込めて主役を送り出したりする程度にしましょう。
立場をわきまえる
送る側と送られる側とで差はありませんが、主役が部下なのか上司なのか、目上なのか年下なのかなど、会社などでの立場はポイントです。
たとえば、ご自身が一般の社員で送別会の主役が定年退職をされる重役の場合、フォーマル感を高めて品格を心がけましょう。
もちろん、主役が年下の部下であっても、会場によってはカジュアル感を抑えることも大切です。
送別会で気をつけたい服装マナー【女性】
パーティーだからと華やかさを重視しても、実は「NG」なマナーもたくさんあります。
思いがけないマナー違反で印象を悪くしないよう、特に気をつけてほしいポイントをチェックしていきましょう。
黒や寒色系などの衣装が望ましい
赤やオレンジなどの暖色系が絶対にNGなわけではないですが、悲しみのともなう送別会では、黒や寒色系でトーンを落とすのが望ましいでしょう。
ただ、光沢感で華やかさを出すのはOKです。
◇オススメコーデ①
◇オススメコーデ②
◇オススメコーデ③
暑い日の夜でも過剰な露出は避ける
たとえば、夏の送別会がマナーハウスなどの屋外で開催されるとしても、スリップドレスやベアトップドレスなどは避けましょう。
お祝い色が強いパーティーではないため、あくまでも控えめなニュアンスが大切です。
フォーマルな場ではシックなバッグを
ホテルやパーティー会場などでドレスアップをするなら、クラッチバッグなどのシックなアイテムを合わせましょう。
ほかの会場でも、チェーンタイプのものは避け、できるだけ上品で小ぶりなバッグを持つのがベターです。
送別会らしいアクセサリーを意識する
送別会は別れのタイミングで催されるパーティーですので、華やかさにも配慮が必要です。
たとえば、アクセサリーをゴールドにするのではなくシルバーやパールにするなど、少しの気遣いを心がけましょう。
パンプスの高さに注意する
華やかなドレスを着用するとしても、ハイヒールは避け、5cm前後のパンプスを履きましょう。つま先が出るタイプはNGですが、ストラップがあるものはOKです。
ただし、スーツ指定であれば定番のパンプスがマストですし、業種によるゲスト層によっては許容されるヒールの高さやデザインに幅があります。
ストッキングの色はナチュラル系に
ストッキングは、ベージュやライトブラウンなどナチュラルなカラーを履きましょう。
ただし、色がナチュラル系でも網タイツはNG。スーツ指定以外なら、ワンポイントで刺繍が入った程度のものならOKです。
派手な柄のファッションはNG
よほどモード系の集まりでなければ、アニマル柄やパイソン柄などの派手なファッションはNGです。パンプスの一部にアクセントとして使われている場合も避けましょう。
また、スパンコールなどのキラキラするものや、ボリューム感のあるファー素材も送別会の服装としては好ましくありません。
少し派手にしたいときはコサージュをアクセサリーとして♪
カジュアルな素材の洋服はNG
カジュアル指定の服装やラフな雰囲気の会場でも、カジュアルな素材の洋服はNGです。たとえば、デニムやニット、レザーなどです。一般的に普段着として着られているような素材は避けましょう。
もちろん、シューズにスニーカーやサンダルを履いたり、バッグをキャンパス地のものにしたり、雑貨のようなアクセサリーを身に着けたりなどするのもNGです。
送別会で気をつけたい服装マナー【男性】
送別会の服装は、マナーに気をつけて選びましょう。自分では「OK」だと思っても、一般的には「NG」ということもあります。
ここでは最低限のマナーを紹介するので、しっかり確認しておいてください。
ネクタイは寒色系がおすすめ
ネクタイは男性にとって華やかさを出すためのアイテムでもあります。
色やデザインにこだわりたい所ですが、送別会は悲しみもともなうパーティーですので、寒色系がおすすめです。
絶対的なマナーではないですが、ちょっとした気遣いもファッションに取り入れてみてください。
白や無地のシャツがシンプルで◎
基本的に、どの会場でも男性の場合はジャケットを着用します。
ジャケットに合わせることを考えれば、白か無地のシャツが合わせやすいのでおすすめです。
デザインシャツもNGではない
デザイン性のあるシャツを着るのはNGではありません。チェックやストライプなど、シックなものならよいでしょう。
会場やゲスト層などに合わせ、シャツでオシャレを楽しむのはマナーとしてOKです。
カジュアルな柄や素材のシャツはNG
カジュアル指定でも、ネルシャツやデニム素材のシャツは基本的にはNGです。
ただし、アパレル関係の会社で催される送別会など、業種やゲスト層によっては必ずしもNGでない場合もあります。
チーフやネクタイピンでオシャレはOK
スーツ指定であっても、チーフやネクタイピンで華やかさを出すのはOKです。
送別会らしい、シックで落ち着いたデザインのものを選ぶようにしましょう。
派手すぎる腕時計は避けるのが◎
送別会もパーティーの一種なので、腕時計でオシャレを楽しみたい男性も少なくないでしょう。
ただし、祝賀会などと違って「別れ」「悲しみ」などの要素があるため、派手すぎるデザインのものは避けるのが優しいマナーです。
フォーマルな場では格式あるシューズを
たとえば格調の高いホテルやレストランでの送別会なら、シューズにも格式の高いものを合わせましょう。
最も格式の高いシューズは、「紐付きの黒い内羽根（うちばね）ストレートチップ」です。
カジュアルな会場では、「外羽根（そとばね）ストレートチップ」や「紐付きの黒いプレーントゥ」でもかまいません。
ソックスは黒やダークカラーがOK
ソックスの色に厳密なマナーはありませんが、ビジネス色の強い送別会では黒やダークカラーが無難です。
どの服装にも合わせやすいですし、多くの男性が必ず1足は持っている色ではないでしょうか。
ショートソックスは色を問わずNG
カジュアル指定の服装やカジュアルな会場であっても、ショートソックスは基本的にNGです。
もちろん、業種やゲスト層によってはOKな場合もあります。ただし、どうしてもショートソックスにこだわりたい方以外は、定番のソックスを履くのがベターです。
送別会におすすめな服装イメージ【女性】
ここでは、女性向けの服装イメージを会場ごとに分けて紹介します。色のトーンや全体のニュアンスを掴んで、当日の服装選びにご活用ください。
イベントスペース
ドレスコードとしては、「カジュアルエレガンス」にあたります。
バッグやアクセサリーは対照的な色のものを選び、センスのよさも引き立てましょう。
◇オススメコーデ①
◇オススメコーデ②
◇オススメコーデ③
ホテル・パーティー会場
ドレスコードとしては、「スマートエレガンス」にあたります。
サックスカラーの清楚なドレスです。スカートの丈は、ひざが隠れる程度で上品な雰囲気が出せます。差し色のクラッチバッグやパールのネックレスで、ドレッシーな印象に。
丈長めなので重くならないよう、送別会にふさわしい厳かなトーンの明るい色味がおすすめです。
◇オススメコーデ①
◇オススメコーデ②
◇オススメコーデ③
居酒屋・カフェ・レストラン
ドレスコードとしては、「スマートカジュアル」にあたります。
ダークカラーのスカートに、カットソーやブラウス、ジャケットを合わせたコーデです。モノトーンを意識して、季節によってトップスやボトムスの色を変えてもよいでしょう。
スーツ指定でなければ、上下を別素材、別カラーにしたセットアップでのアレンジも可能です。
◇オススメコーデ①
◇オススメコーデ②
◇オススメコーデ③
送別会におすすめな服装イメージ【男性】
ここでは、会場に合わせた男性向けの服装イメージを紹介します。それぞれのポイントを踏まえて、当日はピッタリな服装で出席しましょう。
イベントスペース
ドレスコードとしては、「カジュアルエレガンス」にあたります。
平たくいえば上品なセットアップスタイルです。シャツは色物でもかまいませんし、ゲスト層によってはシャツでなくてもOK。
ただし、ジャケットや靴下はマストで着用しましょう。
ネクタイを着けるか着けないかも、ドレスコードやゲスト層を見て判断しましょう。
◇オススメコーデ
ホテル・パーティー会場
ドレスコードとしては、「スマートエレガンス」にあたります。
ネクタイやチーフで華やかさを出したパーティースタイルです。ジャケットの下にベストを合わせるスリーピースならフォーマル感が上がります。
居酒屋・カフェ・レストラン
ドレスコードとしては、「スマートカジュアル」にあたります。
カラーパンツにジャケットを合わせたセットアップスタイルです。ノーネクタイでも、カッターシャツとジャケットで上品にしましょう。
シャツをパンツにインするかしないかは、ゲスト層などによって判断を。
◇オススメコーデ①
◇オススメコーデ②
季節によって、各アイテムのカラーにこだわるのもOK。パンツを冬なら黒やネイビー、秋ならダークブラウン、春夏なら白にしてもオシャレです。
一度しか着ない送別会の服はレンタルショップで揃えよう！
送別会は、しっかりと身なりを整えて伺いたい機会です。しかしながら、一度しか着ないドレスやフォーマルの服を何着も用意するのは予算的にも、保管しておくのも大変。
そんな方にオススメしたいのがレンタルドレス！お別れパーティや送別会の集まりにも便利なドレスレンタルショップを利用してみるのはいかがでしょうか？男性のメンズフォーマルやその他小物も充実したラインナップです。
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Cariru（カリル）
Cariru（カリル）はパーティードレスのほか、バッグやアクセサリーなどの小物、メンズ商品も取り揃えているレンタルショップです。ネット環境さえあれば店舗に出向かなくてもスマホやパソコンで注文が完了。
キュートなものからエレガントなものまで二次会向けの多彩なドレスがラインナップされています。ドレスの予算を抑えながらカジュアルダウンしたスタイルを楽しみたい方にオススメなショップです！
＜料金プラン＞
・二次会向けドレスレンタルプラン：4,980円～18,900円
・ドレス2点セット(ドレス+バッグ)、ドレス3点セット(ドレス+羽織+ネックレス) 有り
・メンズフォーマル：9,980円～24,900円
・メンズスーツ6点セット14,900円(スーツ上下・シャツ・ネクタイ・チーフ・ベルト
＜取り扱いドレス総数＞
・トータルの取り扱いレンタルドレス総数は2,800着以上
・花嫁さん向け二次会ドレスは約2,400着
・授かり婚の花嫁さん向けマタニティドレスは約230着
＜貸出日数・延長料金＞
・レンタル期間は最短3日間から1日単位で最大90日間まで指定可能
・レンタル料金はレンタル期間によって変動
・返却が遅れた場合の延滞料は規定の基本レンタル料金(1日当たり)に1.1を乗じた金額
＜当日ヘアメイクの有無＞
・ヘアメイクサービス無し
＜その他おすすめポイント＞
・クリーニング不要
・返送料金がかからない
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送別会の服装が決まったら挨拶やメッセージも確認を
送別会に着ていく服装の具体的なイメージはつかめましたでしょうか。
マナーやポイントを押さえ、会場に合わせたり、立場で加減したりして、最適なコーデを楽しみましょう。
また、送別会では挨拶を頼まれることやメッセージを求められることもあります。
送別会での挨拶やメッセージについては、詳しく書かれた記事がありますので、ぜひ、合わせてお読みください。
送別会で挨拶を頼まれた場合や主賓として挨拶をする場合、すぐに言葉が浮かばない方も多いでしょう。ふさわしい言葉や文章を用意しておけば、ぶっつけ本番の挨拶では緊張せずに感動の挨拶もできることでしょう。 そこでこの記事では、送別会で使える挨拶や[…]
